・操作はすべてタッチで行う
iPhone版Safariではすべての操作をタッチパネルで行うため、マウスカーソルが存在しない。そのため、一部のイベントの処理が異なる。たとえば、マウスオーバーイベントは対象となるオブジェクトをタッチした際に発生する(この際、マウスクリックイベントも同時に発生する)。また、あるオブジェクトをタッチしたあと、別のオブジェクトをタッチすると、先にタッチしていたオブジェクトにマウスアウトイベントが発生する。
このような処理のため、たとえば「マウスオーバーで色が変わる」や「マウスオーバーでメニューが表示される」といったユーザーインターフェイスをiPhone版Safariで利用したい場合、CSSやJavaScriptの修正が必要となる場合がある。また、ツールチップは表示できない。
・スクロールバーが存在しない
iPhone版Safariではスクロールをタッチ操作で行うため、スクロールバーが表示されない。また、スクロールバーが存在しないため、フレームを使用したWebサイトは各フレームの内容をすべて表示するように画面が分割される。
たとえば、PC版Safariで図4のように表示されるWebページは、iPhone版Safariでは図5のように表示される。iPhoneに向けたWebサイトを作る際は、できるだけフレームを使用しないようにするべきだろう。
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| 図4 PC版Safariのフレーム表示例 |
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| 図5 iPhone版Safariで同一のページを表示した例 |
