米GoogleとMotorola、GNOME Foundationに参加

 フリー/オープンソースのデスクトップ環境「GNOME」を開発する非営利団体GNOME Foundationは11月3日(米国時間)、米Googleと米Motorolaが同団体の顧問委員会に参加したことを発表した。2社はまた、GNOME Foundationに活動資金を出資する。

 GNOMEは2社の資金を利用して、ユニバーサルアクセス(デスクトップPC、ノートPC、モバイル端末への対応)、ユーザビリティ調査、国際化を強化するとしている。中でもユニバーサルアクセスの1つであるモバイルは今後のフォーカスとしており、2社の参加によりフリー/オープンソースのモバイル技術の進化につながると見ている。

 Googleは自社モバイルOS「Android」を持ち、MotorolaはモバイルLinuxへの取り組みを進めている。GNOMEは現在、「GNOME Mobile & Embedded Initiative」(GMAE)の下、タブレットや携帯電話向けのモバイルアプリケーションの土台技術を開発している。

GNOME Foundation
http://www.gnome.org