ネットブックや普通のノートブックを気の利いたオープンソースのナビゲーション・システムに変えるには、2つのものが必要だ。GPSレシーバとGPS対応ナビゲーション・アプリケーションである。GPSレシーバは、ITガジェットを扱うたいていのショップやネットオークションで格安に購入できる。GPS対応ナビゲーション・アプリケーションも、 Navit 、 GPSdrive 、 Roadnav などがある。どれも良質のアプリケーションだが、十分な量の機能がユーザフレンドリでオシャレなインタフェースにラップされたGPSソフトウェアを探しているなら、 tangoGPS はどうだろうか。軽量級のGPS対応ナビゲーション・アプリケーションだが、複数のソースから地図を取得することができ、気の利いた機能もいくつか隠し持っている。
他のナビゲーション・アプリケーションと同様に、tangoGPSでもgpsdデーモンを使ってGPSレシーバからデータが取得される。ほとんどの主流のLinuxディストリビューションではリポジトリにgpsdが含まれるので、付属のパッケージ・マネージャを使ってシステムにインストールできるはずだ。gpsdパッケージをインストールした後で、GPSレシーバをコンピュータに接続し、gpsdコマンドをrootで実行してデーモンを起動する。システムやGPSハードウェアによっては、GPSレシーバを適切に使用するためにgpsdにコマンド・オプションを指定する必要があるかもしれない。今回は、Debian SidベースのSiduxディストリビューションが動作するAcer Aspire Oneと台湾GlobalSat社製GPSレシーバBU-353を使った。
次のステップは、tangoGPSのインストールだ。tangoGPSプロジェクトのWebサイトには、多数の人気Linuxディストリビューション向けにDEBパッケージとRPMパッケージが用意されている。また、tangoGPSはopenSUSE Build Serviceからも入手できる。30を超えるプラットフォームについて、tangoGPSのパッケージ済みバージョンが提供されている。tangoGPSのWebサイトから.debパケージをSiduxにインストールするとファイル依存関係のエラーが起きたが、「apt-get install -f」コマンドを使うとこの問題は解消された。
