インストール済みUbuntuのクローンを新しいハードディスクに作成する
システムのハードディスクを新しいものに交換し、それを新たに起動ディスクとしたい場合があるだろう。Ubuntuのクローンを別のハードディスクに作成するのは容易だ。Ubuntuでは、ハードディスク全体のクローンを作成するツールが提供されている。Windowsパーティションがある場合は、それも含めてクローンを作成する。実はこのような基本作業は、Linuxの得意とする分野なのである。
本記事は、最近出版された書籍『Ubuntu Kung Fu』から引用されたものであり、出版社Pragmatic Programmers, LLC了承の下、掲載している。
なすべきことは3つである。まず、Ubuntuによるハードディスクの参照名を調べなければならない。2つめは、ddrescueをインストールし、これによってディスクをクローンすることである。ddrescueによるクローン作成を終えたら、最後にGPartedユーティリティを用いてディスクパーティションを拡張する(新しいディスクが古いものよりも大きいと想定している。ほとんどの場合、そもそもそれがディスクを交換する理由だからだ)。
使用中のハードディスクをクローンしてはならない(走行中の自動車を修理するのが好ましくないのと同じである)。したがってUbuntuのインストールCDのライブディストリビューションモードを使用する必要がある。以下の作業を行うには、UbuntuのインストールCDから起動し、起動メニューで「Try Ubuntu」を選択する。
以下のすべてのステップが、UbuntuのインストールCDのライブディストリビューションモードで実施されることに注意してほしい。最後にクローンディスクをテストするときまで、作業の途中で標準インストールのUbuntuから起動することはない。