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Squidの更新パターンでインターネットアクセスを高速化する

2008年11月26日 12:38 Solomon Asare 1 2 3 4

 ネットワークによっては、Microsoftのwindowsupdate.com(ほとんどすべてのWindows PCがOSのアップデートに利用している)のようなサイトが、最も帯域幅を必要とするサイトの1つになっている。残念ながら、こうしたサイトは部分的にコンテンツを提供する(HTTPステータスコード206を返す)ため、現状のSquidではキャッシュができない。クライアントマシンの管理を行っているなら、Microsoft Updateサーバを用意することでwindowsupdate用のキャッシュが扱えるようになる。Updateサーバが使えないなら、Squidの帯域幅管理手法である遅延プール(delay pool)を使って、ピーク時間帯にwindowsupdateが消費する帯域幅を制限することができる。クライアント側は、それ以外の時間帯に接続を行ってアップデートを完了することになる。

 次の例は、グローバル遅延プールの1つを64Kbps(8KBps)に設定している。これにより、10:00~16:00のピーク時間帯は宛先ドメインがwindowsupdate.comのトラフィックが64Kbpsに制限される。

acl winupdate dstdomain .windowsupdate.com
acl peakperiod time 10:00-16:00
delay_pools 1
delay_class 1 1
# 64 Kbit/s
delay_parameters 1 8000/8000
delay_access 1 allow winupdate peakperiod

 上記のような変更を行うことで、私が利用しているSquidのバイトヒット率は8%から26~37%に向上した。バイトヒット率が33%だとすれば、全トラフィックの3分の1が(より低速なインターネット上のリンクからではなく)キャッシュから得られていることになる。なお、監視およびログ解析によるSquidのパフォーマンス評価には、squid3-clientやcalamarisが使える。

Solomon AsareはHTTP圧縮サービスDelXyの開発者。

Linux.com 原文(2008年11月20日)

最終更新:2009年01月26日 17:07