Ruby on Railsを使いこなすための参考資料
稼働状態のRoRフレームが入手できたら、次に行うべきステップとしてその使用法をマスターしなくてはならない。そのための参考資料として、たとえば「Ruby on Rails guides」は有用なオンラインガイドに仕上がっている。このガイドに従って作業を進めれば、さほどの時間をかけることなくサイトの構築ができるはずだ。その他の参考資料としては『 Rails Up and Running, 2nd Edition 』を推薦してもいいだろう。この書籍は2008年10月に刊行されたばかりなので、内容的にも最新の情報に更新されており、先のガイドと同様にアプリケーションのセットアッププロセスが一通り解説されているだけでなく、Railsの動作機構に関する追加情報も多数掲載されているのだ。想定されている読者はこれから初めてRailsを扱うWeb開発者だが、Ruby初心者にも役立つはずだ。私の経験で言うと、各章を読み終えてから演習問題を一通り実行し、再び本章を復習することで、RoRに対する理解度をかなり深めることができたように感じている。
なお自前のWebサーバを運営している訳ではなく、適当なWebホストを外部に求めているユーザの場合は、RailsHosting.orgで紹介されているRoRに特化した商用Webホストサービスの解説が参考になるだろう。
実のところRoRというWeb開発フレームワークはLinuxとの親和性がかなり高く、他のOSの場合と同様の操作がLinuxでも行えるので、多数存在する既存のドキュメント類もそのままLinuxインストレーションに適用できるはずだ。RubyGemsも操作性に優れた包括的なパッケージマネージャに仕上がっており、ディストリビューション固有のパッケージマネージャとの併用もおそらく問題ないだろう。こうしたRoRをインストールすることで、動的なデータベース駆動型のWebサイトの構築という作業を簡単かつスリム化することができるはずだ。
Drew Amesは、ペンシルバニア州ハリスバーグにてトランスポーテーションプランナとして活動している。
