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メールボックス用アーカイブ・ツール、archmbox

2008年12月24日 09:50 Ben Martin 1 2 3

 メールの保管・保存の作業では、mboxにあるメールを一覧したりコピーしたりする必要がある。 archmbox はそのためのツールで、特定の日付以前のメールを別の(圧縮されている)mboxに移したり、メールヘッダーの条件を正規表現で指定してメールを抽出したり削除したりすることができる。

 今回の試用では64ビットFedora 9を使った。archmboxはUbuntu Intrepid用のパッケージはあるがFedora 9やopenSUSE 11用のものはないのでバージョン4.10.0をソースからビルドしたのだが、その際小さな障害に遭遇した。fuserのバイナリは/sbinにインストールされているのだが、このディレクトリーは、通常、root以外のユーザーのPATHには含まれていない。そのため、./configureコマンドがfuserを起動できず止まってしまうのだ。これは、下に示すようにPATHを修正してから./configureを実行すれば回避できる。

$ tar xzvf /.../archmbox-4.10.0.tar.gz
$ cd ./archmbox*/
$ export PATH=$PATH:/sbin
$ type -all fuser
fuser is /sbin/fuser
$ ./configure
$ make
$ sudo make install

 archmboxには、基本的に、表示、コピー、移動、削除という4つのモードがある。表示はmboxにあるメールを一覧するモードで、そのほかはメールをアーカイブしたり削除したりするモードだ。出力mboxを圧縮することもできる。--compressオプションを付けるとgzipで、--bzip2オプションを付けるとbzip2で圧縮する。

 操作対象となる入力mboxは、archmboxを起動するコマンドラインの末尾に指定する。1つまたは複数のmboxを指定できるが、-R/--recursiveオプションを付けディレクトリー名を指定すると、サブディレクトリーも含めそのディレクトリー以下にあるすべてのmboxが対象になる。一方、出力mboxは-n/--archive-nameオプションで指定する。何も指定しないと、入力mboxの名前に.archivedを付けたものになる。また、出力mboxを書き出すディレクトリーは-p/--archive-pathオプションで指定する。

最終更新:2009年02月23日 17:07