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MySQLのデータをウェブに簡単に取り込めるツール、DrasticGrid

2009年01月15日 09:52 Ben Martin 1 2 3

 DrasticGridを利用すると、簡単にMySQLデータベースのテーブルをWebページに取り込み表示することができる。しかも、データの変更、並び替え、ページ分割といった機能も備えており、レコードの追加や削除も可能だ。

 DrasticGridはDrasticDataが提供している3つのコントロールの1つだ。なお、残りの2つ、DrasticCloudDrasticMapsも、やはりMySQLデータベースのデータを取り出すためのコントロールだ。

 試用には64ビットFedora 9マシンを使った。DrasticGridにはFedora用のパッケージはないので(Ubuntu用、openSUSE用もない)、ダウンロード・ページDrasticToolsにあるバージョン0612のzipファイルを使ってインストールした。そのコマンドを下に示す。WebサーバーにDrasticToolsをインストールしたので、Webサーバー上にあるすべてのWebプロジェクトからそのツール群を(したがってDrasticGridも)使うことができる。下に示したコマンドは、DocumentRootが/var/www/htmlであることを前提にしている。DocumentRootはディストリビューションごとに異なるので、DocumentRootのパスが列挙されているリストを参照して適宜変更すること。また、DocumentRootからサンプルのPHPファイルを移しているが、これは必須ではない。しかし、実運用システムではこうしておいた方がよい。

# cd /var/www/html
# unzip /.../DrasticTools0612.zip
# cd ./DrasticTools/
# mkdir -p  /usr/local/php/DrasticTools
# mv Doc.txt License.txt /usr/local/php/DrasticTools
# mv Example* /usr/local/php/DrasticTools
# cd /var/www/html
# chown -R  root.apache  DrasticTools
# chmod -R o-rwx DrasticTools
# chmod -R g-w DrasticTools

 DrasticGridに含まれているサンプルはすべて、JavaScriptパッケージmootoolsを必要とする。このツールはcoremoreという2つのJavaScriptファイルとしてダウンロードするのだが、それぞれに含めるコンポーネントを選べるようになっている。今回の試用では、すべてを選択してダウンロードした。ダウンロードした2つのJavaScriptファイルは/var/www/html/DrasticTools/jsにコピーする。

 試用で使ったMySQLデータベースのスキーマを下に示す。実用的には、画面に収まるようにフィールドの数を調整するのが適当だ。しかし、ここでは、DrasticGridのデータ入力支援機能を見るため、敢えて、enum、date、timeなどいろいろなデータ型を並べている。

mysql> create table folks (
   name varchar( 100 ),
   birthday date,
   yeartest year,
   gender enum('m','f'),
   realtest real,
   numtest numeric(10,3),
   timetest time,
   tstest timestamp,
   dttest datetime,
   waffle text,
   blobtest blob,
   id int AUTO_INCREMENT,
   primary key(id) );

mysql> insert into folks values (
    'sam',  '1956-01-02', 2008, 'm',
    5.6, 5.6, '23:00',
    '1986-01-02 23:00',
    '1956-01-02 23:00',
    'some nice and long waffle could go here',
    'some nice blob', default );

mysql> insert into folks values (
    'sally', '1963-02-21', 1999, 'f',
    6.3, 6.3, '09:00',
    '1983-2-21 09:00',
    '1962-2-21 09:00',
    'lets party', 'lets party blob', default );

mysql> insert into folks values (
    'susan', '1948-8-14',  1949, 'f',
    4.8, 4.8, '13:00',
    '1988-8-14 13:00',
    '1948-8-14 13:00',
    'something', 'somethingblob', default );

 スキーマと一緒に、データベースにレコードを格納するコマンドも示しておいた。これで、データも準備できた。次に、Webブラウザーで使うPHPファイルを置くディレクトリーを用意する。今回の試用では、DocumentRootの下にDrasticGridTestを作り、このディレクトリーにPHPファイルを置いた(下のコードを参照)。これで、PHPファイルを呼び出し、このサーバー上のWebプロジェクトからDrasticGridを試用する準備が整った。

# mkdir /var/www/html/DrasticGridTest
# chown ben.apache /var/www/html/DrasticGridTest
# chmod +s /var/www/html/DrasticGridTest
最終更新:2009年03月17日 17:07