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簡単なキュー登録による複数タスクのバッチ処理を可能にするTask Spooler

2009年01月20日 10:49 Ben Martin 1 2 3 4

まとめ

 Task Spoolerの特長は、コマンドライン上で実行するシェルコマンドの前にtsを追加するだけで、これらを1つのキューに登録できることだ。確かに同様の処理はatコマンドでも実行可能だが、「tail -f」的なタスクの進捗確認を効率的に処理できることおよび、実行の完了した各タスクごとの出力結果をコマンドラインから直接アクセスできることは、Task Spoolerの有す大きなアドバンテージである。またマルチコアCPU搭載マシンの場合、複数のタスクを並列処理する機能は特に役立つことになるだろう。またこのユーティリティでは、各タスクの実行に対して明示的な遅延をかけることができるので、非常に複雑な依存関係にあるタスク群を複数組み合わせて、特定ジョブの正常終了を待ってから次のジョブを実行させるという指定を、多段階的に施すことも可能なのだ。

 このように現在実行中のキューに対して、依存関係にある複数のタスクを明示的に登録できることは、キューの実行において任意指定の遅延をかけられることを意味する。つまりこうした遅延用のタスクを1つ用意した上で、それが正常に処理終了した場合にのみ実行される一群のタスクを登録しておくことで、当該キューにおけるその他タスクの実行タイミングが1つ目のタスクの遅延時間によって制御可能となるのだ。

Ben Martinは10年以上にわたってファイルシステムに取り組んでおり、博士課程の修了後、現在はlibferris、ファイルシステム、検索ソリューションを中心としたコンサルティング業に従事している。

Linux.com 原文(2008年8月12日)

最終更新:2009年03月22日 17:07
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