東陽テクニカとエクスモーション、ソースコード診断ツール「eXquto」の販売開始

 東陽テクニカとエクスモーション(本社:東京都港区)は2009年1月29日、ソフトウェア開発支援分野で業務提携すると発表した。第1弾として、エクスモーションのソースコード診断ツール「eXquto」(エクスキュート)を2月から東陽テクニカが販売する。

 eXqutoは、東陽テクニカが販売しているソースコード静的解析ツール「QAC」の解析結果を可視化するソフト。QACは、C言語ソースコードのバグを発見するためのディープフロー静的解析ツールで、ソースコードの設計・実装品質を数値化した「メトリクス」測定が特徴。英Programming Researchが開発した。

 eXqutoでは、エクスモーションが独自に開発したツールを使い、QACによる解析結果のメトリクスをグラフやチャートを用いてビジュアル化してレポートする。“品質”として定量的に提示して、他のソースコードやバージョンごとの品質比較などが可能になるという。価格(税別)は40万円、別途QACのライセンス(48万円~140万円)が必要。

 これまでエクスモーションは、ソースコード診断のコンサルティングサービスを展開してきたが、同サービスのツールを購入したいという要望があり、販売を決めた。コンサルティングサービスも継続し、eXqutoの解析結果をもとに課題抽出、評価、アドバイスを行う。価格は基本プラン50万円から。

東陽テクニカ
http://www.toyo.co.jp/

エクスモーション
http://www.exmotion.co.jp/