Linux.comがLinux Foundationの下でコミュニティサイトとして再オープンへ

 Linuxを推進する非営利団体のThe Linux Foundationは3月3日(米国時間)、米SourceForgeから「Linux.com」のドメインを取得し、コミュニティサイトを立ち上げることを発表した。現在、「IdeaForge」として、新サイトの方向性に関して意見やアイディアを募集している。

 Linux.comはこれまで、SourceForgeの所有権の下でLinux関連ニュース情報サイトとして運営されていた。今回、ドメインをLinux Foundationに移管し、新たにコミュニティサイトとして再スタートを切る。SourceForgeは引き続き、広告提供などで新生サイトに協力するという。

 Linux Foudationは、Linux.comを「コミュニティによる、コミュニティのための」コラボレーションサイトにすることを目指すとしており、Linuxユーザーや開発者などのLinux専門家向けのコラボレーションフォーラムを展開する。このほかのコンテンツとして、Linux Foundationの既存コンテンツやコミュニティプログラムを拡大するほか、重要な情報やツール、サービスの提供、ビジネスユーザー向けの情報提供なども計画しているようだ。

 Linux FoundationはすでにLinux.com新ベータの開発作業に入っており、数ヵ月後に正式オープンする予定。現在、Linux.comにてIdeaForgeとして、新サイトの方向性についての意見を募っている。

The Linux Foundation
http://linux-foundation.org

Linux.com
http://www.linux.com