NTFSパーティションのマウント
SystemRescueCdでWindows PCのデータを救出する場合、まずはデータが入っているパーティションをマウントする必要がある。Windows XP以降の標準パーティションであるNTFSは、NTFS-3Gを利用することにより読み書き可でマウントすることができる。たとえば、/dev/sda1を/mnt/winディレクトリにマウントするには次のようにすればよい。
% ntfs-3g /dev/sda1 /mnt/win
ネットワークも利用可能
SystemRescueCdは、SambaやNFSといったネットワーク・ファイルシステムもサポートする。また、rsyncも搭載されているので、ネットワーク経由でファイルの同期を行うことも可能だ。ただし、ネットワークカードはブート時に自動検出されるものの、ネットワークを利用するにはIPアドレスやデフォルトルートを適宜設定する必要がある。IPアドレスを固定で割り当てる必要が無く、ネットワーク内にDHCPサーバが設置されているのであれば、次のコマンドでDHCPサーバで自動設定すればよいだろう(NICが「eth0」場合)。
% dhcpcd eth0
ネットワークを有効にすることで、レスキュー対象のPCからサルベージしたファイルをファイルサーバに転送することが可能になる。
OSが壊れて起動しなくなったPCに重要なデータが入っているようなとき、SystemRescueCdは心強い味方になってくれるだろう。常用するタイプではないが、不測の事態に備えて常備しておきたいLinuxディストリビューションだ。
