米Zenoss、オープンソースのシステム監視ツール「Zenoss Core 2.4」リリース

 米Zenossは5月6日(米国時間)、オープンソースのシステム管理ソフトウェア最新版「Zenoss Core 2.4」を発表した。Linux、Mac OS X、Windowsをサポート、同社Webサイトより入手できる。

 Zenoss Coreはオープンソースのモニタリングソフトウェア。アプリケーション、システム、ネットワークをWebブラウザより監視できる。問題発見、障害管理、アラート、レポートなどの機能を持ち、コミュニティベースのプラグイン機能「ZenPacks」より70種以上の拡張機能にアクセスできるという。

 最新版では、設定、Linux監視機能、レポートなどが強化された。新たに設定ウィザードを導入、Zenossの初期インストール・設定を容易にし、デバイスの追加や設定に要する時間を短縮するという。SSH対応により、LinuxとUNIXサーバーに安全にアクセスし、パフォーマンス指標を引き出したり、レポーティング拡張機能を開発できるという。レポートでは、Linux、UNIX、Windowsの各プラットフォームの指標をノーマリゼーションし、一貫性のあるビューを提供する。データノーマリゼーションはカスタマイズできる。

 このほか、バグ修正により安定性を改善した。ドキュメントも一新されている。

 最新版には、「Firefox 3.X」以上または「Internet Explorer 7」以上、それに「Adobe Flash Player」が必要。

米Zenoss
http://www.zenoss.com