X Window Systemの設定
インストーラの「Choose Distributions」で「X-User」などを選択するとXorg 7.4がインストールされるが、デフォルトはあくまでコンソールログインとなるため、Xを使用するには設定が必要だ。Xorg 7.4には従来と設定方法が多少異なる点があるので、簡単に説明しておく。
Xorg 7.4では、キーボードやマウスをHAL(Hardware Abstract Layer)により自動認識するように変更された。そこでまず、「/etc/rc.conf」を修正し次のような行を加えHALとDBusを有効にする。
dbus_enable="YES" hald_enable="YES"
この後、システムを再起動するか、あるいは次のように起動スクリプトを実行しdbudとhaldとデーモンを起動する。
# /usr/local//etc/rc.d/dbus start Starting dbus. # /usr/local//etc/rc.d/hald start Starting hald.
以上で、startxコマンドを実行すればXが起動する。ただし。デフォルトのウィンドウマネージャはシンプルなtwmだ(図5)。
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| 図5:twmによるデスクトップ |
基本的な日本語環境の構築
FreeBSDはサーバ用途での利用が主流といえど、少なくともより使い勝手のよいウィンドウマネージャと日本語入力環境が欲しいところだろう。ここでは軽量デスクトップ環境として人気のXfce4と日本語環境のパッケージを、pkg_addコマンドによりインターネット経由でインストールする方法を示そう。
デフォルトで日本語のビットマップフォントはインストールされているが、デスクトップ用途で使うなら日本語TrueTypeフォントをインストールしておくとよいだろう。
# pkg_add -r ja-sazanami-ttf ←さざなみフォント # pkg_add -r ja-kochi-ttfonts ←kochiフォント # pkg_add -r ja-ipa-ttfonts ←IPAフォント
次に日本語入力システムをインストールする。変換効率の高いフリーの日本語入力システムとして人気のSCIMとAnthyの組み合わせをインストールするには次のようにする。
# pkg_add -r ja-scim-anthy
続いて、Xfce4関連のパッケージをインストールする。
# pkg_add -r xfce4
最後に、Xの起動スクリプトである~/.xinitrcを作成する。
#!/bin/sh export LANG=ja_JP.UTF-8 ←文字コードを設定 exec startxfce4 →xfce4を起動
以上で、startxコマンドを実行すればxfce4による日本語デスクトップ画面が表示される。Terminalでは日本語入力も可能だ。日本語入力と直接入力は「Ctrl+スペース」キーで切り替えられる。
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| 図6:Xfce4によるデスクトップ |
