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7.x系最新リリース版「FreeBSD 7.2」を試す

2009年05月12日 12:00 大津真 1 2

X Window Systemの設定

 インストーラの「Choose Distributions」で「X-User」などを選択するとXorg 7.4がインストールされるが、デフォルトはあくまでコンソールログインとなるため、Xを使用するには設定が必要だ。Xorg 7.4には従来と設定方法が多少異なる点があるので、簡単に説明しておく。

 Xorg 7.4では、キーボードやマウスをHAL(Hardware Abstract Layer)により自動認識するように変更された。そこでまず、「/etc/rc.conf」を修正し次のような行を加えHALとDBusを有効にする。

dbus_enable="YES"
hald_enable="YES"

 この後、システムを再起動するか、あるいは次のように起動スクリプトを実行しdbudとhaldとデーモンを起動する。

# /usr/local//etc/rc.d/dbus start
Starting dbus.
# /usr/local//etc/rc.d/hald start
Starting hald.

 以上で、startxコマンドを実行すればXが起動する。ただし。デフォルトのウィンドウマネージャはシンプルなtwmだ(図5)。

freebsd05_thumb.png
図5:twmによるデスクトップ

基本的な日本語環境の構築

 FreeBSDはサーバ用途での利用が主流といえど、少なくともより使い勝手のよいウィンドウマネージャと日本語入力環境が欲しいところだろう。ここでは軽量デスクトップ環境として人気のXfce4と日本語環境のパッケージを、pkg_addコマンドによりインターネット経由でインストールする方法を示そう。

 デフォルトで日本語のビットマップフォントはインストールされているが、デスクトップ用途で使うなら日本語TrueTypeフォントをインストールしておくとよいだろう。

# pkg_add -r ja-sazanami-ttf	←さざなみフォント
# pkg_add -r ja-kochi-ttfonts	←kochiフォント
# pkg_add -r ja-ipa-ttfonts	←IPAフォント

 次に日本語入力システムをインストールする。変換効率の高いフリーの日本語入力システムとして人気のSCIMとAnthyの組み合わせをインストールするには次のようにする。

# pkg_add -r ja-scim-anthy

 続いて、Xfce4関連のパッケージをインストールする。

# pkg_add -r xfce4

 最後に、Xの起動スクリプトである~/.xinitrcを作成する。

#!/bin/sh
export LANG=ja_JP.UTF-8	←文字コードを設定
exec startxfce4	→xfce4を起動

 以上で、startxコマンドを実行すればxfce4による日本語デスクトップ画面が表示される。Terminalでは日本語入力も可能だ。日本語入力と直接入力は「Ctrl+スペース」キーで切り替えられる。

freebsd06_thumb.png
図6:Xfce4によるデスクトップ

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最終更新:2009年11月26日 20:01
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