NTTデータ、小型サーバ向け「Hinemos」の開発を支援

 NTTデータは、オープンソースの統合運用管理ソフト「Hinemos」を小型サーバに特化させた「アプライアンス版Hinemos」の開発を支援すると発表した。ぷらっとホームの手のひらサイズのLinuxサーバ「OpenBlockS 600」の搭載に合わせて同社のカスタマイズ開発に協力する。

 「OpenBlockS 600」に搭載するHinemosは、4月13日リリースの最新版「Hinemos Ver.3.1」がベースで、リソースが限定された機器上でも軽快に動作するという。また、アプライアンス独特の周辺機能を充実させることで、導入や維持を容易にした。操作性も、従来のHinemosと同様という。

 NTTデータはHinemosの普及に向けたパートナープログラムを展開しており、開発協力もその一環。ぷらっとホームとは4月にソリューションパートナー契約を締結し、これまで以上にHinemosを簡単に導入できる「Hinemos標準搭載ハードウェア」の開発に向けて検証を進めてきた。

 「OpenBlockS 600」は、処理性能やメインメモリを大幅に強化した手のひらサイズLinuxサーバの新モデル。同製品に最適化済みのアプリケーションをネット経由で簡単に導入できる「アプリケーションマネージャ」機能を新たに搭載した。「アプライアンス版Hinemos」も同機能を経由して提供、9月に出荷開始する予定。

Hinemos
http://www.hinemos.info/

OpenBloskS 600
http://openblocks.plathome.co.jp/products/600/

NTTデータ
http://www.nttdata.co.jp/

ぷらっとホーム
http://www.plathome.co.jp/