米Google、次世代コミュニケーションプラットフォーム「Google Wave」発表

 米Googleは5月28日(米国時間)、コミュニケーション/コラボレーションアプリケーション「Google Wave」を発表、開発者向けアーリープレビュー版をリリースした。Webを利用した新しいコミュニケーションモデルを提案する。

 Waveはリッチフォーマットなテキスト、写真、動画、地図などを集めたページ。ユーザーはWaveページを作成し、友人を加えることで、リアルタイムでコミュニケーションやコラボレーションができるという。

 Google Web ToolkitとHTML 5を土台としたWebアプリケーションで、リッチテキストエディタ、ドラッグ&ドロップなどの機能を持ち、プレイバック機能を利用してWaveの進化を見ることができる。

 プラットフォームとしての特徴は、オープンと拡張性。組み込み型と拡張型の2種類のAPIを公開し、開発者はWave向けにサービスを開発できる。Google Code LabsよりWave APIにアクセスできる。

 Googleによると、Wave正式版は今年後半にリリースとなり、ソースコードも公開するという。

米Google
http://www.google.com/

Google Wave
http://wave.google.com/