独自のパッケージ管理ツール
リポジトリとしては、Ubuntu 9.0.4のものに加えて、Linux Mint独自のリポジトリ(packages.linuxmint.com)、およびマルチメディア関連のリポジトリであるMedibuntu(packages.medibuntu.org)があらかじめ登録されている。また、パッケージの管理にはおなじみのSynapticパッケージマネージャに加えて、Linux Mint 7の独自ツールでであるmintInstallとmintUpdateが利用可能だ。
mintInstallは初心者にも簡単にアプリケーションを導入できるよう様々な機能が追加されたパッケージ管理ツールで、Ubuntuにおける「アプリケーションの追加と削除」を置き換えるものである(図10)。「アプリケーションの追加と削除」は主要なアプリケーションしかインストールできないのに対して、mintInstallはすべてのアプリケーションがインストール可能だ。評価やレビュー機能などによる並び替えなど、便利な機能もmintInstallの方が充実している。また、Linux Mint 7では「人気の高いアプリケーション」を簡単にインストールできるダイアログボックスも追加された(図11)。
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| 図10 高機能ながら使いやすいパッケージ管理ツール「mintInstall」 |
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| 図11 mintInstallの「人気の高いアプリケーション」一覧機能 |
一方のアップデート・マネージャ「mintUpdate」は、個々のアップデータに安全性と緊急性によって5段階のレベルが設定され、レベルごとに通知を行うかどうかを設定可能だ(図12)。また、新たにそれぞれのパッケージのダウンロードサイズが表示されるようになった。
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| 図12 パッケージの緊急度に応じた「レベル」が表示される「mintUpdate」 |
マルチメディア・コーデックのインストール
Linux Mint 7のUniversalエディションには、国によってはライセンス的にグレーとなるマルチメディア関連のコーデック類が標準では搭載されていない。しかし、「サウンドとビデオ」メニューには「Install Multimedia Codecs」という項目が用意されており、これを選択して「インストール」ボタンをクリックするだけでこれらのコーデックを簡単にインストールできる(図13)。
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| 図13 マルチメディアコーデックのインストール |
これで、DVD再生用のコーデックやSUNのJava6などもインストールされる(図14)。
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| 図14 コーデックをインストールすることで、マルチメディア再生ソフト「Totem」でもDVDを再生できるようになる |
日本語環境を強化するには
これまでもLinux Mintは英語圏では非常に人気の高いデスクトップ用ディストリビューションであったが、バージョン6で待望の国際化対応がなされことにより、日本でもWindowsからの乗り換えユーザーに対して有力な選択肢のひとつとなった。さらに、Linux MintはUbuntuのパッケージをそのまま利用できるという特徴があり、Ubuntu Japanese TeamによるUbuntu 9.0.4用の日本語環境強化用追加パッケージを導入することで、Ubuntu日本語版とほぼ同じ日本語環境を構築できる。これらのパッケージについては、Ubuntu Japanese TemのWebのサイト(http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized)も参照してほしい。
