米Red Hat、クラウドプロバイダ向けの認定プログラムを発表

 米Red Hatは6月30日(米国時間)、クラウドコンピューティングを提供するプロバイダ向けプログラム「Premier Cloud Provider Certification and Partner Program」を発表した。企業によるクラウド受け入れをシンプルにすることで、導入スピードを加速する狙い。

 「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」「JBoss Enterprise Middleware」など、Red Hat技術をベースとしたアプリケーションやインフラを提供するクラウドコンピューティングプロバイダを認定するもの。技術サポート、セキュリティアップデート、ハードウェア認定、販売・マーケティング、ビジネスモデルなどで協業し、顧客が安心してクラウドを利用できるようにする。

 これにより、Red Hat顧客は安全かつ容易にクラウドへ移行でき、アプリケーションの開発と実装で柔軟性を得られる。また、ISVパートナーは自社アプリケーションをクラウドで提供しやすくなるという。

 Red Hatは同プログラムの第1号として、米Amazonの子会社、Amazon Web Servicesを認定している。

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