Panic Buttonはデフォルト設定のままでも十分有用だが、オプション設定をカスタマイズしてより使い勝手を良くすることもできる。設定ダイアログはメニューバーの「ツール」-「アドオン」メニューで表示できる「アドオン」ダイアログ中、「拡張機能」タブに表示されるPanic Button項目の「設定」ボタンで表示できる。
「全般」タブからは、動作全般に関する設定が可能だ(図3)。デフォルトでは「F9キーでPanic Buttonを動作させる」にチェックが入っているが、ほかのショートカットキーと重なっているなど、この機能を利用したくない場合はチェックを外しておこう。また「Panic Button動作」ではPanic Buttonの実行時に行う動作を設定できる。
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| 図3 設定ダイアログの「全般」タブではPanic Buttonの動作とF9キーの有効/無効を設定できる |
また、「カスタマイズ」タブからは見た目の設定が可能となる(図4)。アイコンやツールバーボタンのタイトル文字列を変更できるほか、セッション復元ツールバーの表示方法も設定できる。ここで「アイコンのみ」に設定すれば、セッション復元ツールバーがより小さい形になり目立たなくなる(図5)。アイコンは全部で20個が用意されていて、ここで設定したアイコンがツールバーのPanic Buttonボタンとして利用される。「カスタムアイコン」で独自のアイコンを利用することも可能だ。デフォルトのアイコンは「いかにも何かありますよ」という感じではあるので、ここでPanic Buttonを違和感のないものに変更しておけば、Panic Buttonの存在自体も隠すことができるだろう。これらの設定変更は、Firefoxの再起動は不要で「OK」ボタンをクリックするだけですぐに反映される。
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| 図4 「カスタマイズ」タブではツールバーのPanic Buttonアイコンやタイトル、セッション復元ツールバーの形式を設定できる |
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| 図5 セッション復元ツールバーを「アイコンのみ」に設定した例。よりサイズが小さくなり、目立たなくなる |
Panic Button拡張は、それほど目立たないアドオンなので、仕事からプライベートまで、あらゆるケースで使用できるだろう。例えば、仕事用のパソコンに組み込む場合は、あえてPanic Buttonボタンをツールバーに表示させず、F9キーのみを使用し、「セッション復元ツールバー」もアイコンのみとする。これで緊急事態にも対応可能となるだろう。
いざという時にあわててパニックになることなく、冷静にFirefoxウィンドウを隠すことができるPanic Button拡張は、プライバシーを重視するユーザーにはぜひ組み込んでほしいアドオンである。
