完成度の高いGUIインストーラ
ライブ版CDでPCLinuxOSを起動し、デスクトップの「Install PCLinuxOS」アイコンをクリックするとインストーラが起動する。残念ながらメッセージは英語だが、わかりやすいウィザード形式のインストーラにより、初心者でもインストールはそう難しくないだろう。既存のパーティションを縮小する機能も用意されており、Windowsとのデュアルブート環境も構築可能だ(図4、5)。
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| 図4 インストーラのパーティションの設定画面 |
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| 図5 インストーラの進捗表示画面 |
日本語環境の構築
PCLinuxOSで日本語環境を利用するには、インストール後に日本語関連のパッケージを追加する必要がある。本来は、ロケールを追加する「Add-Locale」を起動し「Japanese」を選択すれば良いはずだが、現状それだけでは文字化けが発生してしまう。2009.2には、日本語フォントがインストールされない、日本語入力システム関連のパッケージに不足分があるといった不具合があるためだ。これらは、下記のような手順で解決できる。
1. 日本語フォントのインストール
あらかじめ日本語フォントをインストールしておく。端末で次のように実行し日本語TrueTypeフォント(さざなみフォント)をインストールする。
# apt-get update # apt-get install fonts-ttf-japanese
2. 日本語パックのインストール
デスクトップの「Utilities」フォルダを開き、「Add-Local.desktop」を起動して「Japanese」を選択し、日本語パックをインストールする(図6)。
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| 図6 「addlocale」で日本語パックをインストールする |
以上で日本語環境が有効になり、日本語のログイン画面が表示される(図7~9)。
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| 図7 日本語化されたログイン画面 |
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| 図8 メニュー等も日本語化される |
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| 図9 設定さえ済んでしまえば日本語環境の完成度は悪くない |
3. SCIMのインストール
続いて日本語入力システムの設定に移る。まず、端末で次のように実行してSCIM関連の不足パッケージをインストールする。
# apt-get install scim-qtimm # apt-get install scim-bridge-qt
4. 入力メソッドの設定
「PCLinuxOSコントロールセンター」の「システム」-「システムの言語を設定」を開き、2番目の画面で「詳細」をクリックする。「国名/地域」ダイアログボックスが表示されるので、「入力メソッド」から「SCIM-BRIDGE」を選択する(図10)。
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| 図10 「システムの言語を設定」で入力メソッドを「SCIM-BRIDGE」に設定する |
以上の作業を行った後にログインし直すことで、SCIM+Anthyによる日本語入力が可能となる。
