英Canonical、システム管理「Landscape」のスタンドアロン版を発表

 英Canonicalは8月4日(英国時間)、「Landscape Dedicated Server」を発表した。「Ubuntu」向けシステム管理ツール「Canonical Landscape」をユーザーの所有するネットワーク内で運用するためのもの。9月後半に提供を開始する。

 Landscapeは2008年3月に同社が発表したシステム管理・モニタリングツール。UbuntuサーバーとPCのソフトウェアアップデートとパッケージ管理、システムリソースの利用状況などのモニタリング、パフォーマンスチューニング、といった機能を持つ。同ツールを利用することで、IT管理の作業を軽減でき、リソースの効果的な活用を通じてコストを削減できるという。

 Canonical Landscapeはこれまでクラウド型のサービスとして提供してきたが、Dedicated Serverはユーザー側のデータセンターで実装できる。機能はクラウド版と同じで、物理とクラウドの両方を単一のコンソールで管理でき、管理者権限を設定できる。

 価格は1ノードあたり150ドルで、別途サーバー、インストール、サポート料金が必要。

英Canonical
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