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約2年ぶりのメジャーアップデートが登場、Slackware 13.0レビュー

2009年09月16日 21:00 大津真 1 2 3 4 5

 歴史が長く、かつてはLinuxディストリビューションの代表と言われていたSlackwareが、約2年ぶりにメジャーアップデートされた。SlackwareはThe Slackware Linux Projectが開発しているLinuxディストリビューションで、1993年に登場したSlackware向けの日本語追加パッケージ集「JE」(Japanese Extension)は、日本でのLinux普及に最初に貢献したとも言われている。ちなみに筆者が最初にインストールしたLinuxもSlackwareとJEの組み合わせである。

 最近では、UbuntuやFedoraなどのメジャーなディストリビューションの影に隠れてしまった感があるが、そのシンプルさ、カスタマイズの容易さを好むファンもいる。また、軽量Linuxとして人気のPuppyや、日本発のホビー用LinuxであるPlamo LinuxなどもSlackwareから派生したディストリビューションだ。

 Slackwareというと、標準では日本語に対応していないという認識の方も少なくないと思う。しかし、最近のバージョンでは日本語入力システムや日本語フォントなども一通り搭載されており、ポイントさえつかんでしまえば比較的容易に日本語環境でも利用可能だ。また、2009年8月27にリリースされたSlackware Linux 13.0ではLinuxカーネル2.6.29.6を採用し、64ビット環境であるx86_64版も提供されるようになった。

英語のCUIインストーラ

 Slackware 13.0のインストールメディアは、6枚のCD(うちソースが3枚)もしくはDVDメディアで提供されている。HTTP/FTPやBitTorrentでダウンロードできるほか、Slackware Storeからパッケージを購入することも可能だ(現時点でバージョン13.0のパッケージは準備中)。

 メジャーなディストリビューションの日本語GUIインストーラに慣れていると、Slackwareのインストールは多少勝手が違うかもしれない。すべて英語によるCUI操作となるからだ。ここでは、インストールの流れを簡単に紹介しよう。

 まず、インストールメディアで起動すると、インストール用のシステムが起動する(図1)。

図1 まずはインストール用のシステムを起動する
図1 まずはインストール用のシステムを起動する

 このシステムにroot(パスワードなし)でログインし、必要に応じてcfdiskコマンド(もしくはfdisk)コマンドを使ってパーティションを作成する(図2)。少なくともrootパーティションとスワップパーティションの2つが必要だ。

図2 cfdiskコマンドでパーティションを作成する
図2 cfdiskコマンドでパーティションを作成する
最終更新:2009年11月16日 17:08
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