米Zmanda、オープンソースのクラウドバックアップアプリの最新版を発表

 米Zmandaは10月1日(米国時間)、オープンソースのバックアップ・リカバリソフトウェアの最新版「Zmanda Cloud Backup(ZCB) 2.0」を発表した。「MySQL」「Microsoft SharePoint」のクラウドバックアップに対応したほか、地域指定などが加わっている。

 ZCBは、Windows向けの包括的なバックアップソフトウェア。「Amazon S3」に対応、GUIを利用した容易な操作により、「Windows File Server」「SQL Server」「Exchange」「Oracle Database」などのバックアップとリカバリプロセスを自動化できる。中小規模企業(SMB)に最適としている。

 最新版は、MySQLとSharePointのクラウドバックアップが加わった。バックアップしたデータを保存する特定の地域を指定できる地域指定機能により、規制順守と柔軟な災害復旧対策を講じられるという。復旧では、ディレクトリから特定のファイルを指定して復旧する選択機能も加わっている。

 このほか、「Windows Security Certificate」ベースの暗号化に対応するなど、安全性と性能も強化したという。

 ZCB 2.0は、ベーシックプランの場合、1アカウント4.94ドルの月額料金に、データ転送・クラウドストレージ料金として月額0.2ドル/GB~が必要となる。

米Zmanda
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