Develop and Download Open Source Software

OpenSource Downloads

7-Zip  (3,768)  
Tera Term  (1,863)  
CrystalDiskInfo  (1,753)  
HandBrake Japanese Language Version  (1,682)  
CrystalDiskMark  (840)  
FFFTP  (808)  
ffdshow  (757)  
MergeDoc  (629)  
mixfont-mplus-ipa  (619)  
10  TortoiseSVN  (517)  
11  FreeMind  (445)  
12  BathyScaphe  (421)  
13  Amateras  (380)  
14  Boookends  (375)  
15  SMPlayer  (370)  
More >>

OpenBlockS 600ネットワーク徹底活用――OpenBlockS 600をネットワーク機器として利用しよう

2009年10月19日 00:00 石川睦 1 2 3 4 5

OpenBlockS 600を6to4ゲートウェイルーターとして利用する

 さて、この6to4ノードとなったOpenBlockS 600を、起動時に6to4ゲートウェイルーターとなるように設定してみよう。IPv6パケットのフォワーディングを行うためには、以下の2箇所を設定する。

  • 「/etc/lkm.conf」に「ipv6」を追加する
  • 「/etc/rc.conf」に「ip6mode=router」を追加する

 前者は、起動時に「ipv6」カーネルモジュールを読み込むものだ。あらかじめipv6モジュールを読み込んでおかないとrc.conf内においてIPv6関連機能の設定が行われず、「ip6mode=router」が有効にならない。これは再起動を行うと設定が反映される。

 さて、これでOpenBlockS 600が6to4ゲートウェイルーターになってくれたはずである。テストを行ってみよう。

 IPv6では各種設定の自動化を行うための仕組みが用意されており、今回のような場合、OpenBlockS 600上でRouter Advertisement Daemon(Linux向けの実装としてはradvdがある)を動作させ、クライアント側でRouter Advertisementを受けるよう設定することで、自動的に適切なアドレス/ルーティングテーブルがセットされるようになるのだが、残念ながら現時点ではOpenBlockS 600向けのパッケージは用意されていない。今回はLinuxがインストールされているクライアントPCの設定を手動で行ってテストを行ってみよう。ここではOpenBlockS 600のETHER-1(eth1)と、テスト用のPCのイーサネットポートが接続されているものとする。

 まず、OpenBlockS 600のeth1にIPv6アドレスを割り当てておく。

# ip addr add 2002:7c29:4693:1::1/64 dev eth1

 クライアント側PC側にもIPv6アドレスを割り当てて、IPv6のデフォルトゲートウェイをOpenBlockS 600に割り当てたIPv6アドレスに設定しておく。

# ip addr add 2002:7c29:4693:1::2/64 dev eth0
# ip route add ::/0 via 2002:7c29:4693:1::1 dev eth0

 以上で設定は終了である。クライアントPCからIPv6パケットを投げてみて、通信できることを確認しよう。

 6to4は基本的に6to4リレールーターへパケットが流れるトンネリング方式なため、IPv6のNativeな通信と比較すると遅延が大きくなることや、RFC3964においてセキュリティ上の懸念点も指摘されており、本格的な運用には向かない。しかしIPv4からIPv6への移行の過渡期においては、手軽に扱えることから有効な手段となるだろうと思う。

まとめ

 今回は、OpenBlockS 600で利用できるネットワーク関連機能について、一般的に必要と思われる設定を紹介してきた。もちろん、これら以外にも活用方法は考えられる。たとえば次のようなものが挙げられるだろう。

  • ブリッジ(L2ブリッジングやetablesを利用したL2フィルタ)
  • IPSec、PPTPやPacketiXなどを使ったVPN(ただし、IPSecやPPTP関連のツールが現時点ではアプリケーションマネージャに用意されていないため、自力でのツール類の準備が必要。一方PacketiXはアプリケーションマネージャにて有償で提供されている)
  • tcを使ったトラフィックコントロール(いわゆるQoS、帯域制御や遅延制御、ロードバランスなど)

 これらさまざまな機能に関しても、通常Linuxを利用する感覚でコマンドラインから設定することで利用可能だ。

最終更新:2009年12月18日 17:07
SourceForge.JP is a Japanese version of SourceForge.net. For developments that are not related to Japan, we recommend you to use SourceForge.net.