ffdshowのインストールと基本的な設定、使い方 2ページ

ffdshowの設定

 ffdshowには動画および音声に関する、非常に多彩な設定項目が用意されている。ffdshowは多くの環境で適切に動作するような設定でインストールされるため、基本的には特に設定を行う必要はないが、動画/音声の再生に問題が発生した場合や、より高品質に再生を行いたい場合はこれらを変更してみると良いだろう。

 ffdshowの設定は、スタートメニューの「ffdshow」内にある「VFWの設定」および「オーディオデコーダーの設定」、「ビデオデコーダーの設定」で行える(図3)。「VFWの設定」はVFW経由でffdshowを利用する場合の設定で、「オーディオデコーダーの設定」、「ビデオデコーダーの設定」はDirectShowフィルタとしてffdshowを利用する場合の設定だ。Windows Media PlayerやMPCなどからffdshowを利用する場合は「オーディオデコーダーの設定」、「ビデオデコーダーの設定」で設定を行えばよい。

図4 ffdshowの設定ツールはスタートメニューの「ffdshow」以下から起動できる
図4 ffdshowの設定ツールはスタートメニューの「ffdshow」以下から起動できる

 なお、ffdshowを使って動画を再生すると、タスクバーの通知領域にffdshowのアイコンが表示される(図5)。このアイコンを右クリックすると、各種フィルタのOn/Offが設定できるポップアップメニューが表示される。

図5 ffdshowの使用中はタスクバーの通知領域にアイコンが表示される
図5 ffdshowの使用中はタスクバーの通知領域にアイコンが表示される

 それぞれ多くの設定項目が用意されているが、画質を向上させるには「ポストプロセッシング」および「ぼかし、ノイズ低減」を有効にしておくと効果があるようだ(図6、7)。

図6 「ポストプロセッシング」をOnにすることで、ブロックノイズなどの軽減を行える
図6 「ポストプロセッシング」をOnにすることで、ブロックノイズなどの軽減を行える
図7 「ぼかし、ノイズ低減」では、動画中のノイズを減らす設定が可能だ
図7 「ぼかし、ノイズ低減」では、動画中のノイズを減らす設定が可能だ

 また、ノイズが乗っているような動画の場合、「ノイズ」の設定も変えてみると良いだろう(図8)。そのほか、映像にブレたような横縞のノイズが見られる場合は、「インターレース解除」をOnにしてみると改善される可能性がある(図9)。

図8 「ノイズ」は動画中のノイズ低減を行うフィルタ機能だ
図8 「ノイズ」は動画中のノイズ低減を行うフィルタ機能だ
図9 「インターレース解除」を有効にすると、動画中のシマシマ状のノイズを軽減できる
図9 「インターレース解除」を有効にすると、動画中のシマシマ状のノイズを軽減できる

 一方、音声に付いては「イコライザー」による音質補正をまずは試してみると良いだろう(図10)。そのほか、ノイズ低減や、音に広がりを与えるリバーブ(Freeverb)などの設定も用意されている。

図10 「イコライザー」ではグラフィックイコライザーで音質を調整できる
図10 「イコライザー」ではグラフィックイコライザーで音質を調整できる

 ffdshowの各種設定は変更すると即座に反映されるので、動画を再生しながら、最適な設定を試行錯誤してみるとよいだろう。