ゲーム開発キット「Cafu Engine」がオープンソースに

 独Carsten Fuchs Softwareは12月25日(ドイツ時間)、3Dグラフィックエンジン・ゲーム開発キット「Cafu Engine」(旧名称「Ca3DE」)をGPL v3の下で公開した。プロフェッショナルゲーム開発を容易にすることを目的とした開発キットで、オープンソースと商用のデュアルライセンスで提供する。

 Cafu Engineは、C++で作成された多目的3Dグラフィックエンジンで、ゲーム、シュミレーション、トレーニング、建築などのソフトウェアを構築できる。高品質のリアルタイム3Dグラフィック、ツール、ライブラリ、フレームワークで構成され、プロフェッショナルレベルの3Dアプリケーションを容易に開発できるという。

 マルチプレイヤーネットワークをサポート、ピクセル単位でのライトニングとシャドウ、3D音響、スケルトンベースのモデルレンダリング、大型の地形レンダリングなどの機能を持つ。クロスプラットフォーム・クロスコンパイラで、スクリプト言語もサポートした。

 Cafu EngineはWindowsとLinuxに対応、同社のWebサイトより入手できる。

独Carsten Fuchs Software
http://www.cafu.de/