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東証、Linuxベースの新売買システムを稼動

2010年01月05日 19:36 鴨沢浅葱(Infostand)

 東京証券取引所は2010年大発会の1月4日、新売買システム「arrowhead」(アローヘッド)を稼動させた。Linuxベースの分散システムで、応答時間5ミリ秒の高速で売買注文の処理を高速化した。

 10年ぶりのシステム刷新で、高速化のほか、サーバ三重化による高信頼性、必要に応じて1週間程度でキャパシティを拡大できる拡張性などが特徴。Red Hat Enterprise Linuxをベースとしたクラスタリング環境を採用している。

 従来はメインフレームを核としたシステムを構築していたが、注文応答時間が2〜3秒であるなど高速性や拡張性が限界を迎えていた。

 富士通が協力し、富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」、PCサーバ「PRIMERGY」などを組み合わせて構築。システムボード数はメイン250枚、バックアップ180枚の計430枚構成。また超高速データ管理ソフト「Primesoft Server」、高信頼データベース「Symfoware」、クラスタリングソフト「PRIMECLUSTER」などのミドルウェアを備える。

 東証では、2008年1月からLinuxベースの先物取引システムを運用。その実績もあって、現物取引の株式売買システムにもLinuxを採用した。

arrowheadスクエア
http://www.tse.or.jp/rules/stock/arrowhead/

東京証券取引所
http://www.tse.or.jp/

富士通
http://jp.fujitsu.com/

最終更新:2010年03月07日 17:07