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Tera Termマクロ活用入門(1):各種ログインを自動化する

2010年01月08日 19:00 松島浩道 1 2 3 4 5

 Windows向けのターミナルエミュレータ「Tera Term」(テラターム)には強力なマクロ機能が搭載されており、これを利用することでネットワーク経由でマシンを自動操作したり、管理情報を取得する、といったことが可能だ。本記事ではいくつかのサンプルとともにTera Termマクロの基本的な使い方を紹介する。

Tera TermおよびTera Termマクロの基本

 Tera Termのマクロ機能を紹介する前に、簡単にTera Termについて紹介をしておこう。Tera Termはオープンソースで開発されているWindows向けのターミナルエミュレータ(端末エミュレータ)だ。かつてはTelnetクライアントやCOMポート経由でのシリアル接続機能を備えた無償のターミナルエミュレータとして有名だったが、1998年にいったん開発が中断された後にオープンソース化され、現在ではSSHクライアント機能やCygwinとの連携機能、UTF-8対応などが追加されている。なお、Tera Termの詳しい紹介やインストール方法、基本的な使い方、Cygwinとの連携方法などについては『Windows用定番SSHクライアント「Tera Term」の使い方』という記事でまとめられているので、こちらも参照していただきたい。

 さて、Tera Termにはマクロ機能が搭載されており、リモートログインを自動化したり、ネットワーク経由でUNIX/Linuxサーバーなどを自動操作することができる。本記事ではこのマクロ機能の概要を紹介するとともに、まずは自動ログイン/自動多段ログインを行うマクロを紹介する。これらをうまく利用することで、日々の作業効率を大幅にアップできるのではないだろうか。

Tera Termマクロを利用する前の事前準備

 Tera Termのマクロを利用したい場合、Tera Termのマクロファイル(拡張子は「.ttl」)とTera Termのマクロ実行エンジン「ttpmacro.exe」を関連付けておくことで、.ttlファイルをダブルクリックするだけでマクロを実行できるようになる(図1)。これはTera Termのインストーラで設定できるが、デフォルトでは関連付けを行わない設定になっている(図2)。すでにTera Termをインストールしている環境では再度インストーラを実行するか、エクスプローラの設定で関連付けを行っておこう。

図1 .ttlファイルと「ttpmacro.exe」を関連付けておくことで、.ttlファイルのダブルクリックでマクロを実行できるようになる
図1 .ttlファイルと「ttpmacro.exe」を関連付けておくことで、.ttlファイルのダブルクリックでマクロを実行できるようになる
図2 インストーラの「追加タスクの選択」画面で、「.ttlファイルをttpmacro.exeに関連付ける」にチェックを入れておこう
図2 インストーラの「追加タスクの選択」画面で、「.ttlファイルをttpmacro.exeに関連付ける」にチェックを入れておこう
最終更新:2010年06月16日 15:31