暗号化通信により安全にファイルを転送できるFTPS/SFTP/FTPクライアント「FileZilla」 の使い方 3ページ

その他の機能

 ツールバー直下の「クイック接続バー」にホスト名、ユーザー名、パスワードを入力することで手軽にサーバへ接続できる。サイトマネージャに登録せずに利用できるので、一度しか使わないと思われるサーバを使う際に便利だ。SFTPを利用する場合にはホスト名の前に「SFTP://」を入れて接続すればよい(図13)。

図13 手軽に接続するときに便利なクイック接続バー
図13 手軽に接続するときに便利なクイック接続バー

 SFTPはサーバによって公開鍵認証を必要とする場合がある。FileZillaで公開鍵認証を使うには、メニューバーの「編集」−「設定」を選択して設定画面を表示し、ツリーから「SFTP」を選ぶ。「鍵ファイルを追加」をクリックして、あらかじめ作成した秘密鍵のファイルを登録しよう。なお、秘密鍵の作成方法はここでは扱わないので、別の記事を参考にしてほしい(図14)。

図14 公開鍵認証はPuTTyで作成した秘密鍵を登録することで利用できる
図14 公開鍵認証はPuTTyで作成した秘密鍵を登録することで利用できる

 FileZillaは並列転送を行うことでファイルを高速に転送可能だ。デフォルトでは最大同時転送数が「2」にされているが、設定画面の「転送」で「10」まで増やすことができる。ただしサーバに負担をかけるため安易に増やすことはやめよう(図15)。

図15 最大同時転送数を増やすと多数のファイルを転送する際の高速化が期待できる
図15 最大同時転送数を増やすと多数のファイルを転送する際の高速化が期待できる

 メニューバーの「表示」−「ファイル名フィルタ」を選択し、表示されるダイアログで項目にチェックを入れると、ファイルリスト上で転送に必要のないバックアップファイルや設定ファイルなどを非表示にできる。誤って重要なファイルを消してしまう危険も避けられるだろう(図16)。

図16 CVSのディレクトリやエクスプローラのサムネイルファイルなどを非表示に設定
図16 CVSのディレクトリやエクスプローラのサムネイルファイルなどを非表示に設定

今回紹介したツール:FileZilla