JMS、OSSグループウェア「Aipo」のアプライアンス製品を発売

 ジャパンメディアシステム(JMS、本社:東京都千代田区)は2010年3月2日、オープンソースのグループウェア「Aipo(アイポ)」導入済みのアプライアンス製品「BIPO(バイポ)」を発売した。中堅・中小企業向けで、低コストでグループウェアを導入できるという。

 スリムな省スペース型サーバのNEC「Express5800/GT110a-S」に、Aipoを導入して販売。グループウェアをすぐに手軽に使えるという。OSにはCentOSを採用し、すべてのソフトウェアをOSSで提供するため、ライセンス費用は不要。50ユーザー程度を目安とする「Small Edition」と100ユーザー程度までを目安とする「Medium Edition」の2種類がある。

 「Small Edition」は、Pentium E2160(1.80GHz)にメインメモリが1GB、HDDが160GB×2の構成で標準価格62万7900円。「Medium Edition」はXeon E3110(3GHz)に、メインメモリが2GB、HDDが500GB×2の構成で同83万7900円。3年間のオンサイト保守サービスとパーツ保守が付属する。問い合わせサポートの年間保守(製品価格の10%)加入が必須。

 Aipoは、エイムラック(本社:東京都中央区)が開発するOSSグループウェアで、スケジュール管理やワークフロー、Webメール、ブログ、SNSなどの機能を備える。また、主要3キャリアの携帯電話とiPhone 3GSにも対応する。

BIPO
http://www.bias.jp/aipo_appliance/

Aipo
http://aipostyle.com/

ジャパンメディアシステム
http://www.jm-s.co.jp/