英Canonical、シングルサインオン認証技術「Ubuntu Single Sign On」のコードを公開

 英Canonicalは4月21日、シングルサインオン認証技術「Canonical Identity Provider」をオープンソースとして公開した。「Launchpad Single Sign On」などで使われている技術で、「Launchpad」のオープンソース化を完成させるものとなる。

 Canonical Identity Providerは、「Canonical Identity System」の一部で、Launchpad Single Sign Onと「Ubuntu Single Sign On」の土台技術。Canonicalは今年2月、Ubuntu Single Sign Onとしてログオンサービスを統合している。Canonical Identity Systemは、Open-IDベースの自社シングルサインオンプラットフォームを支援するアドオンを集めたプロジェクト。

 Canonicalは2009年7月、コラボレーションプラットフォームのLaunchpadをオープンソースにしているが、Canonical Identity Providerのコードは公開されていなかった。

 ライセンスは、Launchpadと同じGNU Affero General Public License(AGPL)v3を利用、コードはLaunchpadのプロジェクトページで入手できる。

英Canonical
http://www.canonical.com/

Launchpadのプロジェクトページ
https://launchpad.net/canonical-identity-provider