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Windows Vista/7のインターフェイスを使い慣れたXP以前のものに変更する「Classic Shell」

2010年05月14日 17:39 二瓶亮史 1 2 3

 Windows 7やWindows VistaはそれまでのWindowsに比べてインターフェイスが大きく改善された。特にスタートメニューやエクスプローラ周辺は見た目だけではなく操作性も変わったため、Windows 7/VistaでもWindows XPのインターフェイスを利用したい、というユーザーも多いだろう。そこで利用したいのが今回紹介する「Classic Shell」である。

 Classic Shellはスタートメニューとエクスプローラをカスタマイズして、デザインと機能をWindows XP以前のものに変更できるツールだ。従来、Windowsには新バージョンへ乗り換えた人への救済措置として、シンプルな操作性の「クラシックテーマ」が用意されてきた。だが、Vistaではクラシックテーマに設定してもエクスプローラのツールバーや「上へ」ボタンが表示されなくなったほか、7ではスタートメニューも新タイプに一本化されており、以前の環境を再現したい人からは不評だった。だが、Classic Shellをインストールすると使い慣れたWindows XPやWindows 2000のインターフェイスを取り戻せる。

 Classic Shellによるスタートメニューやツールバーは、Windows標準と置き換えられ、標準のものと同様の使い勝手で利用できる。初期設定さえ行えば一切の違和感なしに使えるだろう。また、32ビットおよび64ビットの両方に対応しているのもうれしいところだ。Vista以降の操作性に不満がありXPへダウングレードできずにいる人や、いずれ新タイプのインターフェイスに切り替えたいが慣れるまでは元のままで使いたいという人には特におすすめしたい(図1)。

図1 Classic Shellで旧タイプのスタートメニューとエクスプローラを再現できる
図1 Classic Shellで旧タイプのスタートメニューとエクスプローラを再現できる

Classic Shellのインストール

 Classic ShellはSourceForge.JPのダウンロードページから入手できる。Windowsのロゴが書かれたアイコンをクリックするか、ファイル一覧から「ClassicShellSetup_<バージョン番号>.exe」と書かれたリンクをクリックし、インストーラをダウンロードしよう(図2)。

図2 WindowsのロゴをクリックするとClassic Shellをダウンロードできる
図2 WindowsのロゴをクリックするとClassic Shellをダウンロードできる

 インストーラは標準的なウィザード形式である。インストールの手順は基本的に「Next」をクリックしていくだけでよい。途中、ライセンス画面では「I Agree」を選択してからインストールを続行しよう。「Classsic Shell」のスタートメニュー変更機能、あるいはエクスプローラ変更機能だけを使用したい場合は「Select Features」画面で該当項目のチェックを外そう(図3、4)。

図3 ライセンス画面では「I Agree」を選び「Next」をクリックする
図3 ライセンス画面では「I Agree」を選び「Next」をクリックする
図4 機能を一部しか使わない場合はこのチェックを外すとよい
図4 機能を一部しか使わない場合はこのチェックを外すとよい

 インストールが終わると、スタートメニューとエクスプローラの変更が行えるようになる。このまま利用しても大きな問題はないが、設定画面が英語表記のままなので、有志によって配布されている日本語化パッチを使い、インターフェイスを日本語化しておくとよい。日本語化パッチは必ずClassic Shell本体と適合するバージョンを利用しよう。今回はClassic Shell 1.9.2 RC対応の日本語化パッチをダウンロードした。なお、前述したようにClassic Shellは64ビット版のWindowsにも対応しているが、日本語化パッチは32ビット専用だ。64ビット版の場合は英語のままで利用しよう(図5)。

図5 「ダウンロード」をクリックして日本語化パッチを入手する
図5 「ダウンロード」をクリックして日本語化パッチを入手する

 日本語化パッチを適用する前にまずはスタートボタンを右クリックし、表示されるコンテキストメニューから「終了」をクリックして、Classic Shellの常駐を解除しておこう(図6)。

図6 スタートボタンを右クリックしてClassic Shellを終了しておく
図6 スタートボタンを右クリックしてClassic Shellを終了しておく

 ダウンロードした日本語化パッチを解凍すると、3つの実行ファイルが生成される。通常はこのうち「CShell_<バージョン番号>_japanese.exe」を実行しよう。正常に起動できない場合は管理者権限でパッチを実行するとよい。なお「CShell_<バージョン番号>_exp_japanese.exe」はエクスプローラ単体、「CShell_<バージョン番号>_sm_japanese.exe」はスタートメニュー単体の日本語化パッチとなっている。Classic Shellのインストール時に機能を限定して導入した場合に利用するとよいだろう(図7)。

図7 「exp」「sm」の文字列が入っていないファイルが実行すべきパッチだ
図7 「exp」「sm」の文字列が入っていないファイルが実行すべきパッチだ

 日本語化パッチを実行すると「ドキュメント」画面が表示される。注意事項を確認し「閉じる」をクリックすると、日本語化の確認ダイアログが表示される。「はい」をクリックして続行しよう(図8)。

図8 注意事項を確認してウインドウを閉じる
図8 注意事項を確認してウインドウを閉じる

 「差分適用フォルダ入力」画面が表示される。「参照」をクリックしてClassic Shellをインストールしたフォルダを指定する。通常は「C:\Program Files\Classic Shell」になるだろう。「OK」をクリックすると日本語化パッチが適用される(図9)。

図9 パッチを適用するにはClassic Shellをインストールしたフォルダを指定する
図9 パッチを適用するにはClassic Shellをインストールしたフォルダを指定する

 日本語化が正常に終了したらパッチファイル画面中央部分の「閉じる」をクリックしてウインドウを閉じ、パソコンを再起動しよう(図10)。

図10 終了したらパッチを閉じてパソコンを再起動する
図10 終了したらパッチを閉じてパソコンを再起動する
最終更新:2010年07月14日 17:07
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