「さくらのVPS」に「カスタムOSインストール」機能が追加、UbuntuやFreeBSDなどに対応

 さくらインターネットは10月8日、仮想専用サーバー(VPS)サービス「さくらのVPS」にて、「カスタムOSインストール」機能を提供開始すると発表した。これを利用することで、CentOSおよびUbuntu、FreeBSD、Debian GNU/Linux、FedoraをVPSへ容易にインストールできる。

 さくらのVPSは2010年9月1日より正式サービスを開始したVPSサービス。980円と低価格ながら、実用的なスペックや機能を備えていることから注目を集めている。

 さくらのVPSはCent OSがプリインストールされた状態で提供され、これ以外のOSを導入しようとする場合複雑な手順が必要であった。今回新たに提供されるカスタムOSインストール機能を利用することで、WebベースのコントロールパネルからOSを選択するだけで簡単にVPSへのインストールが行えるようになる。

 選択できるOSは「CentOS 5.5 x86_64」、「CentOS 5.5 i386」、「Ubuntu 10.04 amd64」、「Ubuntu 10.04 i386」、「FreeBSD 8.1 amd64」、「FreeBSD 8.1 i386」、「Debian 5.05 amd64」、「Debian 5.05 i386」、「Fedora 13 x86_64」、「Fedora 13 i386」の5OS/10バージョン。カスタムOSインストーラではVNCコンソール経由で操作するGUIのインストーラを使用し、より詳細にインストール設定が行えるとのこと。

さくらインターネット
http://www.sakura.ad.jp/

さくらのVPS
http://vps.sakura.ad.jp/