LPI-Japanが、オープンソースデータベース技術者認定試験を開始

  LPI-Japanが、オープンソースデータベース技術者認定試験を開始
~OSS-DBの拡大に向け、高度な知識と技術を持ったOSS-DB技術者の認定~
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Linux技術者認定機関として「LPIC」を実施する特定非営利活動法人エルピー
アイジャパン(LPI-Japan、理事長:成井 弦、www.lpi.or.jp)は、2011年7月
1日(金)より、オープンソースデータベース技術者認定試験(以下、本試験
と略す ※1)の配信を開始いたします。
なお、受験予約(※2)はピアソンVUEにて本日6月8日(水)より受付開始とな
ります。

近年、オープンソースデータベース(以下 OSS-DBと略す)の高性能化、信頼
性の向上により、機能・性能・コストといった要求に合わせて適切なデータ
ベースマネジメントシステムを選択する時代となりました。その中で基幹シス
テム、業務システムを中心に、OSS-DBの採用が拡大しています。しかし、その
一方で高度な知識と技術を有したOSS-DB技術者が不足しているのが現状であり、
OSS-DB技術者の育成は急務となっています。そのようなIT業界のニーズを対応
するため、LPI-Japanは本試験を開発し、7月より試験を実施することとなりま
した。

本認定プログラムはOSS-DBに関する基本的な知識を問う「Silver」と、応用レ
ベルの「Gold」の二つのレベルの試験から構成されます。

【認定試験名称】
●試験名:オープンソースデータベース技術者認定試験 Silver / Gold
(OSS-DB Exam Silver / Gold)
●認定名:オープンソースデータベース技術者認定資格 Silver / Gold
(OSS-DB Silver / Gold)

本試験の目的は、OSS-DBを活用したデータベース管理システムの設計、構築、
運用、開発に関する体系だった知識と次のような技術要件のスキルを備えたOS
S-DB技術者を認定するものです。
なお、各レベルにおけるスキルレベルは、別紙の資格/試験体系をご参照くだ
さい。
1)OSS-DBの特徴を理解し、要求に合わせて適切なRDBMSを選択できる技術者
2)OSS-DBを使って、システムの設計、導入、開発、運用をすることのできる
技術者
3)スケールアウト可能な大規模システムをOSS-DBにより構築できる技術者
4)ミッションクリティカルシステムにおけるOSS-DBの運用(パフォーマンス
チューニング、トラブルシューティングなど)ができる技術者

本試験はLPI-Japanが、Linux技術者認定試験において長年培ったノウハウを活
用しながら「OSS-DBの有用性を活かし、最適なデータベースシステムの設計・
構築・運用・管理をできる技術者が欲しい」等の、IT関連企業が抱える人材育
成への要望に応えるものです。本試験の実施を通じLPI-Japanは日本のIT業界
におけるOSS-DBビジネスの拡大に寄与する活動を更に展開していきます。
なお、初年度の受験者数は1,000名を目標としています。

●本リリースのお問い合わせ先
LPI-Japan 事務局 担当:川鍋 
TEL :03-3261-3660、FAX: 03-3261-3661 / E-mail:kawanabe@lpi.or.jp

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※1  OSS-DB技術者認定試験について
詳細はWebをご参照ください。
URL  www.oss-db.jp
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※2 受験方法について
・受験予約の方法に関しましてはOSS-DB技術者認定試験ホームページの受験 
 申込み方法をご参照ください。
 http://www.oss-db.jp/testapp/registration.shtml
・既にLPIIDをお持ちの方は試験代行会社よりお申込ください。
 ピアソンVUE社 http://www.pearsonvue.com/japan/IT/oss-db_index.html
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