WordPress 3.2リリース、管理UIの刷新やエディタの改良などが特徴

 WordPress.orgは7月4日、オープンソースのブログシステム最新版「WordPress 3.2」(開発コード「Gershwin」)を公開した。高速・軽量な動作にフォーカスしたもので、エディタや管理ユーザーインターフェイスの改良など多数の変更が加わっている。

 最新版は、2月にバージョン3.1が公開されて以来約4ヶ月ぶりのメジャーアップデートとなる。なお、WordPressは同日、3.1のダウンロードが1500万回に達したとTwitterで発言している。

 3.2では管理ユーザーインターフェイスを一新、デフォルトのテーマはHTML5対応の「Twenty Eleven」となった。PC、スマートフォン、タブレットとさまざまな画面サイズに対応し、インタラクティブ性に優れカスタマイズも容易という。投稿編集エディタでは、ウィジェットやメニューなどが消えてコンテンツ作成に集中できる「Zenモード」が加わった。合計で、400以上の強化が加わったという。

 2010年夏に発表していた通り、最新版よりPHP 5.2.4とMySQL 5以上が必須となった。同時に、Internet Explorer 6(IE6)のサポートも停止となっている。

WordPress 3.2の管理ユーザーインターフェイス
WordPress 3.2の管理ユーザーインターフェイス

WordPress
https://wordpress.org/

「WordPress 3.2」ダウンロード
https://wordpress.org/download/