Mozilla、Firefox向けのAdd-on SDK 1.3をリリース

 MozillaのJetPackチームは11月29日、Firefox向けのアドオン開発ツール「Add-on SDK 1.3」をリリースした。安定性にフォーカスしたリリースでバグ修正が中心だが、最新機能としてPython 2.7のサポートが加わった。

 Add-on SDKはFirefoxのアドオンを開発するためのソフトウェア開発キットで、ビルドに必要なコマンドラインツールおよびAPIが含まれる。Firefoxアドオンの構築、テスト、パッケージが可能。当初は「JetPack SDK」として開発が進められ、6月に「Add-on SDK」として1.0がリリースされた。

 Add-on SDKの利用にはPythonが必要だが、1.3ではPython 2系の最新版であるPython 2.7系を正式にサポートした。そのほか、アドオンのスクリプトからDOMにアクセスできるContent Scriptで、リロードや位置を変更後に動かなくなるバグなど3件のバグが修正された。ドキュメントも改善されている。

 Addo-on SDKはAdd-on開発者向けの「Developer Hub」よりダウンロードできる。

Mozilla
http://www.mozilla.org/

「Developer Hub」
http://addons.mozilla.org/developers/builder