SPDYをサポートした「Firebug 1.11.0」リリース

 Firebug開発チームは12月7日、Web開発ツール「Firebug 1.11.0」を公開した。Firefox 17〜20に対応、Web高速化のためのプロトコルSPDYサポートやNavigation Timing APIサポートなどが特徴となる。

 FirebugはFirefox上でCSSやHTMLの検証やJavaScriptのデバッグ、通信内容のモニタリング、要素の分析やパフォーマンス調査などを可能にするアドオン。Firebug 1.11.0は7月の1.10公開以来のアップデートとなる。合計127のバグを修正し、40もの機能強化が図られたという。

 Firebug 1.11.0ではGoogleが開発するSPDYプロトコルのサポートが追加された。SPDYを使った通信については「Net」パネルの「Protocol」で確認できる。また、ページ読み込みパフォーマンス関連の機能ではwindow.performance.timingオブジェクトから取得したデータのグラフ表示がサポートされた。Webページのレンダリング過程における各種処理の実行時刻をWebブラウザ内で記録するNavigation Timing APIを利用するもので、タイミングデータの測定、ビジュアル表示や詳細データ表示、window.performance.timingオブジェクトの値の確認などが可能という。

 また、CSSパネルにCSSセレクタを入力してマッチした要素を確認できるサイドパネルが加わった。CSSセレクタを自分で入力、または既存セレクタのリストから選択して利用できる。CSSクエリやビルトインプロパティの自動補完、HTMLのコピー&ペースト、Log Function Callsの強化、イベントログが自動でターゲットにリンクされるようになるなど利便性も改善した。Firebugのコンソールでは現在のページに対して外部のJavaScriptをロードして実行させるincludeコマンドが加わっている。

 Firebug 1.11.0はFirefoxのアドオンサイトよりダウンロードできる。

Firebug
http://getfirebug.com/

ダウンロード
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/firebug/