Nepomukベースのプラグインが加わった「Amarok 2.7」リリース

 オープンソースのメディアプレイヤー「Amarok」開発チームは1月18日、最新版「Amarok 2.7」(開発コード「A Minor Tune」)を公開した。Nepomukを利用した音楽コレクション機能が技術プレビューとして加わっている。

 Amarokはデスクトップ環境KDE向けのメディアプレイヤーで、音楽ファイルの管理や再生といった機能を持つ。動的なプレイリスト、ブックマーク、iTunesからの音楽データベースのインポート、スクリプトによる拡張といった機能を備え、Last.fm、Magnatune、MP3tunesなどのWebベースの音楽サービスとの連携も可能。ライセンスはGPL。

 Amarok 2.7は2008年に公開された2系の最新版で、2012年8月に登場したバージョン2.6以来のメジャーリリースとなる。セマンティックフレームワークのNepomukを利用した音楽ファイルの収集機能「Nepomuk Collection」プラグインが技術プレビューとして加わった。Nepomukはファイルなどにタグやレーティングといった情報を付加するためのフレームワーク。これにより、Amarok独自のデータベースおよびメタデータ(アーティスト名、アルバム名など)を利用したコレクションではなく、Nepomukを利用してシステム上にある音楽ファイルの保存やフェッチが可能になる。また、Amarokで設定した楽曲へのレーティングなどの情報はKDEのファイルマネージャであるDolphinからも参照できるようになる。

 このほかの新機能として、音楽コレクションとLast.fm間でメタデータを同期できる「Statistics Synchronization」も導入されている。ファイルブラウザの強化、CD再生の復活、Amazon Storeとの統合強化なども特徴となり、470以上のバグも修正した。

 Amarokは主要Linuxディストリビューションをはじめ、WindowsとMac OS Xに対応。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。

Amarok
http://amarok.kde.org/