.NET向けユニットテストの「xUnit.net」がOutercurve Foundationプロジェクトに

 The Outercurve Foundationは2月21日(米国時間)、オープンソースのユニットテストツール「xUnit.net」開発プロジェクトを新たに傘下に加えたことを発表した。ASP.NETギャラリーの下でプロジェクトが進められることになる。バージョン1.9.1をプロジェクトのWebサイトより入手できる。

 xUnit.netは、C#、F#、VB.NETといった.NET言語に向けたユニットテストフレームワーク。.NET Framework 2.0以降に対応する。2007年にMicrosoftの開発者らがスタートしたもので、CodePlex上でプロジェクトが進められてきた。「ReSharper」や「CodeRush」、「TestDriven.NET」といったツールと併用でき、テスト主導のアジャイル開発を支援する。

 Outercurveでは、ASP.NETギャラリーの下でオープンソースプロジェクトとして開発が進むことになる。同ギャラリーでは11番目のプロジェクトとなり、ライセンスはMicrosoft Public License(Ms-PL)。Outercurveのオープンソースプロジェクトとなることで、.NETプラットフォームを利用する開発者向けに拡張性のあるテスト主導開発フレームワークを提供すると述べている。プロジェクトでは次期版となる2.0に向けた開発を進めており、非同期テストなど.NET 4.5の機能を取り込む予定とのことだ。

 Outercurve FoundationはMicrosoftが立ち上げたオープンソースプロジェクトのホスティング組織で、非営利で運営されている。

xUnit.net
http://www.outercurve.org/Galleries/ASPNETOpenSourceGallery/xUnitnet

The Outercirve Foundation
http://www.outercurve.org/