安定性を強化した「LibreOffice 4.1.2」公開
非営利団体The Document Foundationは10月4日(ドイツ時間)、オープンソースのオフィススイート最新版「LibreOffice 4.1.2」をリリースした。全体の品質と安定性を強化したもので、90件以上のバグを修正したという。
7月に公開された4.1系の2回目のリリースとなる。安定性強化を主眼としており、相互運用性に関するものを含め多数のバグが修正された。
.docファイル開示時にクラッシュするバグ、関数ウィザードがクラッシュするバグなどが修正された。このほか、「Writer」で容量の大きなファイルを開く際に停止する不具合、TIFF形式画像のインポートに関連する不具合やバックアップが有効になっている場合に改変を加えたドキュメントが保存されない不具合などが修正され、UIの自動スクロールやVoiceOver機能関連も改善されている。
LibreOffice 4.1.2はLinux、Mac OS X、Windowsに対応、プロジェクトのWebサイトより入手できる。
開発チームは、企業での利用についてはバージョン4.0.5を推奨している。なお、次期メジャーバージョンアップとなるLibreOffice 4.2は2014年2月にリリース予定となっている。
LibreOffice
http://www.libreoffice.org/
The Document Foundation
http://www.documentfoundation.org/