Linux対応が加わったHTML5広告・アニメツール「Google Web Designer 1.0.5」リリース

 米Googleは4月23日、HTML5ベースの広告/Webデザインツール「Google Web Designer 1.0.5」をリリースした。Windows、Mac OS Xに加え、Ubuntu、FedoraなどLinuxのサポートが加わっている。スタンドアロンで動作するツールで、プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。

 Google Web DesignerはGoogleが2013年秋にベータ版を公開したWeb開発者向けツール。オープンソースではないが無料で利用でき、HTML5やJavaScriptを利用したコンテンツを作成できる。デスクトップ、タブレット、モバイルとさまざまな画面サイズに対応し、主として広告作成用として位置付けられている。3D対応編集環境、イラストツールなどの機能を備え、アニメーションではシーン毎にアニメーションを構築するQuick、レイヤを利用して個々のエレメントを作成するAdvancedの2種類のモードを用意する。

 最新版では、WindowsとMac OS Xに加えてLinuxにも対応、UbuntuおよびDebian、OpenSUSE、Fedoraの4種類のディストリビューションで利用できるようになった。なお、Linuxサポートはベータ段階としている。

 このほか、Windows 8向けに新しいインストーラーを導入したほか、ギャラリーとマップなどでバグを修正した。

Google Web Designer
https://www.google.com/webdesigner/