Linux向けの汎用インストーラ「Calamares 1.0」リリース

 ディストリビューション中立のインストーラフレームワーク「Calamares」の開発チームは1月30日、「Calamares 1.0」をリリースした。Fedoraなども貢献しているプロジェクトとなる。

 Calamaresはディストリビューション非依存型のインストーラフレームワーク。FedoraやKubuntu、Manjaro、Maui、 Netrunnerなどが参加しており、Linuxディストリビューション向けに汎用のインストーラフレームワークを提供することを目指している。

 プロジェクトは2014年5月、KDE開発者のTeo Mrnjavac氏や、Linuxディストリビューションのインストーラの多くに問題があると考えた開発者らが中心となって立ち上がった。共通の要件を満たすインストーラをアップストリームプロジェクトとして開発することを目的としている。プロジェクトはBlue Systemsの支援を受けており、またManjaro、Netrunner、Fedora、OpenMandriva、KDE Visual Design Groupといったオープンソース関連団体から貢献を受けているという。

 CalamaresはQt 5やC++11、Boost.Python、KDE Frameworks 5、KDE Partition Managerといった技術を利用して構築されている。モジュラー型、プラグインによる拡張などの特徴を持ち、C++/Python/汎用プロセスの3プラグインインターフェイスを備える。APIはC++とPythonをサポートし、ブートローダー、パーティショニングなど25種類のモジュールを用意する。

 利用するディストリビューションが自分たちのブランドと一貫性のあるユーザー体験を提供できるようなブランディングコンポーネントもあり、DOSとGPTパーティンテーブルをサポートする高度なパーティショニングツールもあるという。

 CalamaresはGitHubのページで公開されている。ライセンスはGNU Lesser General Public License(LGPL)。

Calamares
https://github.com/calamares