さくらの専用サーバとOpenStackで作るプライベートクラウド

 専用サーバーサービスが共用サーバーやVPSサービスと大きく異なる点として、サーバー上で仮想マシンを動かせる点がある。これは最近増えている利用形態であり、オープンソースのツール群も整ってきている。そこで本記事では「さくらの専用サーバ エクスプレスG2シリーズ」に「OpenStack」という仮想化環境管理ツールを導入し、専用サーバーをいわゆるプライベートクラウドのように利用するための手順を紹介する。

Morph Labs、OSSを活用したクラウド・アプライアンス製品の国内販売開始

 米Morph Labsは2010年2月1日、クラウド環境の構築・管理とアプリケーションの配布を自動化できるハードウェア・アプライアンス「mCloud (エム・クラウド) シリーズ」の日本国内販売を開始した。 オープンソースソフトを活用し、低価格でクラウド環境ソリューションを提供するという。

マピオンのシステム刷新に「GlassFish」や「MySQL Cluster」採用

 サン・マイクロシステムズは2009年4月8日、地図情報サービスのマピオン(旧サイバーマップ・ジャパン)の複数のシステム刷新とデータセンター移行に、自社の「Sun GlassFish Enterprise Server」「MySQL Cluster Database」や、ブレードサーバ製品などが採用されたと発表した。既に安定稼働しているという。

NEC、基幹業務向けLinuxソリューションを強化

 NECは2008年11月10日、基幹業務向けLinuxソリューション「エンタープライズLinuxソリューション for MC」を強化して、販売活動を開始した。Xeon搭載の「Express5800/スケーラブルHAサーバ」をベースに、ミッションクリティカルなLinuxシステムを構築。メインフレームやUNIXシステムで構築されていたシステムをLinuxで代替可能にする。

Hadoopを用いたクラスタコンピューティング環境の構築

 ペタバイト規模のデータを格納させる分散コンピューティング用プラットフォームを探しているのであれば、そのフレームワークとして Hadoop の使用を検討すべきだろう。HadoopはJavaベースで作成されているため、Linux、Windows、Solaris、BSD、Mac OS Xにて使用できる。こうしたHadoopを実際に採用している組織に共通するのは、安価(特殊なハードウェアが不要)かつ効率的でスケーラビリティと信頼性を兼ね備えたプラットフォームによる、膨大な量のデータ処理を必要としているという点だ。

ミラクル・リナックス、オープンソースベースの負荷分散ソフト「MIRACLE LoadBalancer」

 ミラクル・リナックス(本社:東京都港区)は、オープンソースベースの負荷分散ソフト「MIRACLE LoadBalancer」を2008年10月7日発売する。同社が展開するLinuxソリューション「MIRACLE PLUS+」の新サービスとして、Linux OSを含めたコンサルティングおよびサポートをワンストップで提供する。

データアクセス、オープンソースDB向けクラスタリングソフト「DB/Control」サポートパッケージ

 データアクセス(本社:東京都豊島区)は、データベース向けクラスタリングソフト「DB/Control」のインストール・設定などの導入作業や年間サポートをパッケージにした「コミコミプラン」を2008年9月1日、SI企業向けに販売開始した。初年度10システム、次年度30システムの販売を目指す。