米IntelがDocumentFoundationに参加、Windows版「LibreOffice」をIntelアプリストアで提供

 オープンソースのオフィススイート「LibreOffice」の開発母体となる非営利団体The Document Foundationは2月23日(ドイツ時間)、米Intelが顧問役員(アドバイザリーボード)として参加したことを発表した。Intelは同社が展開するアプリケーションストア「Intel AppUp Center」において、SUSEがリリースしているWindows版LibreOfficeの提供も開始している。

米Intel、並列プログラミングのためのC/C++言語拡張「Cilk Plus」をオープンソース化。GCCへの実装も開始

 米Intelが並列プログラムを容易にする言語拡張「Intel Cilk Plus」をオープンソース化し、またGCCへの実装が「cilkplus」ブランチで開始されたと発表した。x86_32およびx86_64アーキテクチャでテスト済みというLinux向けランタイムのソースコードも公開されている。

アセンブラコードで見るC++ Composer XEの強力な最適化機能

 インテル C++ Composer XEには、強力な最適化機能を備えるコンパイラが含まれている。インテルCPUが備えるSSEやAVXといった機能を効率的に利用するコードや、マルチコアによる並列処理を行うコードを自動的に生成できるのが特徴だ。本記事ではインテル C++ Composer XEが持つさまざまな最適化機能を紹介するとともに、コンパイラが出力するアセンブラコードをチェックしてその効果を探っていく。

高度な最適化機能や並列プログラミングサポートを提供する新開発ツール「インテル Parallel Studio XE 2011」

 インテルが開発ツール製品ラインを一新、より高いパフォーマンスを求める開発者に向けた開発ツール「インテル Parallel Studio XE 2011」をリリースした。コンパイラやデバッガ、プロファイラを含む総合開発パッケージであり、WindowsおよびLinux版が用意されている。

高機能コンパイラを使ってみよう、最新の高機能開発ツール「インテル Parallel Studio XE 2011」

 コンパイラといえば、Visual StudioやGCCが有名だ。これらはそれぞれWindows/Linux標準の開発ツールとして使われているが、それ以外にも数多くの開発ツールがリリースされている。その一つがインテルの「インテル Parallel Studio XE 2011」だ。Parallel Studio XE 2011はインテルCPUの機能を最大限に活用するための開発ツールであり、強力な最適化機能を持つコンパイラを搭載している。

Linux対応のParallel Studio発売に合わせ、インテルコンパイラーはインテルコンポーザーへ

 インテルは10月14日に開催された「インテル ソフトウェア・カンファレンス 2010」において、Parallel Studioの新ラインナップとして「Intel Parallel Studio XE」を11月9日ごろに発表・発売開始することを明らかにした。WindowsだけでなくLinux版も用意され、また開発言語としてもC++だけでなく、Fortranにも対応する。コンパイラーのバージョン12.0となる。

並列化すべき個所を自動診断する新ツール「インテル Parallel Advisor」を使ってみよう

 インテル Parallel Studio 2011に新たに搭載されたツール「インテル Parallel Advisor」は、並列化したいプログラムを関数・命令レベルで分析し、並列化すべき個所を提案する分析ツールだ。本記事ではこのインテル Parallel Advisorを使用し、実際にプログラムの分析や並列化を行う例を紹介する。

インテル Parallel Composerの新機能――並列プログラムを容易に実装できる「インテル Cilk Plus」入門

 並列プログラミング向けのコンパイラやデバッガ、各種ライブラリを提供するインテル Parallel Compsoserには、並列プログラミング向けの言語拡張「インテル Cilk Plus」が含まれている。これを利用することで既存のプログラムを容易に並列化したり、より簡潔にアルゴリズムを記述できる。本記事では、このCilk Plusについて機能や使い方を説明する。

リモートデバッガ/プロファイラを利用したデバッグ&性能解析

 ネットブックやMIDといったリソースの少ないマシンで動作するアプリケーションをデバッグする場合、実行環境とは異なるマシンでアプリケーションの動作状況をモニタリングするリモートデバッグが有用だ。本記事ではGDBや「インテル アプリケーション・デバッガー」でリモートデバッグを行う基本的な手順を紹介するとともに、「インテル VTune パフォーマンス・アナライザー」を用いたパフォーマンス解析についても紹介する。

The Linux Foundation、モバイル向けLinuxベースOS「MeeGo」のセミナーを4月21日開催

 The Linux Foundation(LF)は、モバイル機器に最適化したLinuxベースOS「MeeGo(ミーゴ)」の普及を目指すセミナー「MeeGo Seminar Spring 2010」を2010年4月21日開催する。MeeGoは、インテルの「Moblin」とノキアの「Maemo」を統合したモバイル向けプラットフォームで、LFが「MeeGoプロジェクト」として運営する。

Core i7のSSE4.2にも対応、インテル コンパイラーで作るSSE対応プログラム

 インテル コンパイラーの特徴の1つに「自動ベクトル化」がある。これはSSE(Streaming SIMD Extensions)と呼ばれるCPUの機能を利用することで数値演算の高速化を図るものだ。インテル コンパイラーは最新のCore i7といったCPUに搭載されているSSE4.2に対応しており、現行のほとんどのインテルCPUにおいて高速化が期待できる。本記事では、インテル コンパイラーでのSSEの使用と、その効果について解説する。

デル、インテル、レッドハットの3社がLinuxサーバへの移行プログラムで協力

 デル、インテル、レッドハットの3社は2009年6月23日、SPARCベースのSolaris環境からIAプラットフォームへの企業システムの移行・普及を協力して促進すると発表した。Red Hat Enterprise Linux/デルサーバへの移行にフォーカスしており、同日、デルが移行プログラムの提供を開始した。