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mishima のジャーナル

近代社会とオープンソース

2006年08月16日 22:17 - mishima
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現代における最大の権力は、社会における「雰囲気」なのだろう。近代社会の仕組みそのものが、世界各国のオープンソース業界に、共通の雰囲気を作り上げ、そして日本特有の構造(というか、欧米との差異)が、日本のオープンソース業界に固有の雰囲気を生む。と思う、たぶん。内藤朝雄の指摘――日本では中間集団全体主義が強い、という視点を軸にしながら、今後はオープンソース界隈の事象を捉えていきたい、と考えていたりなんかして。

インターネット、オープンソース、UNIX――これらのものがアカデミズムという(左翼的な)場で花開いたことは忘れてはいけないと思う。必要最小限の原理に身をゆだねるという態度は、どの世界においても一般的なものではない。そして、「カスタマイズの自由度が高い」「ランニングコストが安い」……こうした視点で製品決定を行うのもまた、原理に身をゆだねていることに他ならない。

だとすれば、オープンソース、というソフトウェア業界の「専門家」は、どのような形で消費者という「大衆」と関わりあうべきなのか? どういう可能性を作り上げることが出来るのか? その切り口となる問題の枠組み、シナリオ。そういったものを見つけたいな、なんて考えちゃったりしている。