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sado のジャーナル

オープンソースマガジンの休刊にあたって

2006年10月05日 22:16 - sado
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(注:SBCからの発表がネット上のどこかに掲載後に下記を出そうと思っていたが、slashdotで先に出てしまったので急遽掲載した。既に発表されているというのは事実である。)

本日の18:00に送信とのことなので、そろそろ公にされる頃だと思うが、オープンソースマガジン(旧UNIX USER)の休刊が決定した。12/8売りが最終号となる。

UNIX USERから誌名を変更してから1年近く経過しているが、その間、広告販売はかなり増加、部数についてもそれなりに上がっていたようであり、UNIX/Linux/OSS界隈の雑誌では一番数字が健全なほうだっただけに今回の決定は残念でならない。ただ、「技術者向けの店頭売り定期販売雑誌」という市場そのものが消えかかっている今の状況において、このまま続けても先行きを見通せないと判断したソフトバンククリエイティブ上層部の判断は正しいだろう。

思えばUNIX USERよりこの編集部と私の付き合いは長い。既に10年以上 になるのだろうか? 箱崎時代にも清水さん(元編集長)に呼ばれて(押しかけて)よく編集部には遊びにいったものである。当時はバンクのネットワークが何故かUU編集部から伸びていたり、隣のInternet USER編集部がYahoo! Japanの立ち上げをデスク1個から開始してたりと、いつ行っても楽しいことが起きていた気がする。

かつての著者陣の中には編集部のソファに監禁されて、泣きながら原稿を書いていた者もいたが、真の締切、裏の締切、真の裏の締切を使いこなし、後にナベシンマジックと形容される2ページの中途半端な原稿が4ページの完璧な原稿に印刷所行き直前で書き変わる素晴しい編集能力を発揮する編集者がいたのもこの編集部ならではである。(私はいつも完成させていたが。)

特にLinux界隈にいる連中には、雑誌だけではなく編集部そのものが愛されていたオソマガ(UU)編集部であるが、こんな編集部がなくなってしまうのは何とも言えない寂しさを感じる。ナベシン編集長と編集部員が今後どのような処遇になるかはまだ知らないが、彼らがこれからも活躍できる環境になることを祈るばかりである。

追記:勘のするどい人なら気付いてると思うが、他社のLinux/OSS関連雑誌も同時期に休刊となる。近いうちに公になるだろう。

sado's Resume

佐渡秀治
OSDN株式会社(2007-) - 代表取締役社長

大学学部生時代の1994年ぐらいからLinuxに関わりだし、1998年にLinux Conferenceとして知られるイベントを京都で開催する。その後、1999年に日本Linux協会を設立するために東奔西走し、その後2年を理事として留まる。 2000年に、Open Source Group Japanを設立する。同じく2000年にVA Linux Systems Japan(株)の設立とともに参画し、2007年8月までマーケティング部部長およびOSDN事業部部長を兼務する。2007年9月にVA Linux社からOSDN事業をスピンアウトさせ、OSDN株式会社を設立し、代表取締役社長に就任する。 OSDNは、Slashdot Japan、SourceForge.JPというサイトを運営していることで知られている。各サイトの一編集者、一管理者としても活動を行っている。最終学歴は、金沢工業大学大学院工学研究科経営工学専攻(修士)。金沢工業大学を修了後、3年間を金沢経済大学(現金沢星稜大学)総合情報センターに所属している。