SILオープンフォントライセンスの日本語訳を公開しました。いつも通り、参考訳ということになります。
こちらの OTPの記事にもあるように、海の向こう側では昨年あたりからフリーなフォントの運動が 大きくなってきており、その中心的なライセンスとして SIL Open Font Licenseが採用を伸ばしています。 フォントそのものを再販できないという点で一瞬おやっと思う人もいるかと思いますが、 Hello, Worldのようなソフトウェアを同梱すれば販売が可能ということで、 微妙なバランスを取っています。FSFもSIL OFLをフリーと認めていますし、 Fedora ProjectはOFLの利用を推奨していますので、安心?してフリーを名乗れるでしょう。
ソフトウェアに関してはオープンソースは普通ですし、文書に関してもWikipediaの存在が大きいと 思いますが、フリーな文書というのはそれなりに広まってきたように思います。ですが、フォントに 関しては、国内ではmplus fontが頑張ってはいますが、 どうも全体的にIPAフォントに懐柔されているような雰囲気があるような気がしています。 IPAフォントのあの程度の品質で微妙なライセンスのままというのはどうもいただけませんので、 IPAフォントを越える質のフリーなフォントがたくさん広まってくれることを願って、 SIL OFLが何らかの参考になればと思います。
佐渡秀治
OSDN株式会社(2007-) - 代表取締役社長
大学学部生時代の1994年ぐらいからLinuxに関わりだし、1998年にLinux Conferenceとして知られるイベントを京都で開催する。その後、1999年に日本Linux協会を設立するために東奔西走し、その後2年を理事として留まる。 2000年に、Open Source Group Japanを設立する。同じく2000年にVA Linux Systems Japan(株)の設立とともに参画し、2007年8月までマーケティング部部長およびOSDN事業部部長を兼務する。2007年9月にVA Linux社からOSDN事業をスピンアウトさせ、OSDN株式会社を設立し、代表取締役社長に就任する。 OSDNは、Slashdot Japan、SourceForge.JPというサイトを運営していることで知られている。各サイトの一編集者、一管理者としても活動を行っている。最終学歴は、金沢工業大学大学院工学研究科経営工学専攻(修士)。金沢工業大学を修了後、3年間を金沢経済大学(現金沢星稜大学)総合情報センターに所属している。