ClamAV をソースからビルドしているユーザに代わって、ダウンロードからインストールまでを自動的に行うコマンド clamav-update を中心に、Mac OS X 用のシステム起動項目、UNIX 系 OS 一般用の定期スキャン用コマンドや clamd 簡易シェルなどを開発しています。
ClamAV のソースをダウンロードする URL が変更されていることに対応する中で、ダウンロード元の指定の仕方が柔軟になると同時に複雑になりました。既にインストールしている方は次のように対応します。
何も設定を変更する必要はありません。デフォルトの日本のミーラーサーバからダウンロードします。
$Setting{option}->{src} の設定を次のようにしてください。
$Setting{option}->{src} = { template => 'http://jaist.dl.sourceforge.net/project/${NAME}/${NAME}/${VERSION}/${NAME}-${VERSION}.${EXT}', params => { '${NAME}' => \$Setting{option}->{name}, '${VERSION}' => \$LatestVersion, '${EXT}' => \$Setting{option}->{ext}, }, };ただし、http://jaist.dl.sourceforge.net/project/ の部分は日本用なのでここを入れ換えます。入れ換える値は設定ファイルのサンプル cvs:/clamav-update/clamav-update/clamav-update.conf の中の「ClamAV mirrors」と書いてあるところにコメントとして列挙してあります。お住まいの国かそれに近い場所のミラーサーバの値に置き換えてください。例えばドイツの場合は次のようになります。
template => 'http://mesh.dl.sourceforge.net/project/${NAME}/${NAME}/${VERSION}/${NAME}-${VERSION}.${EXT}',
前のバージョンからの主な変更は次のとおりです。