[Linux-ha-jp] HEARTBEATで使用可能なコマンドが知りたい。

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Junko IKEDA ikeda****@intel*****
2008年 2月 26日 (火) 10:54:59 JST


池田です。

コマンドのmanっぽい感じであれば、とりあえずNovell頑張ってます。
http://www.novell.com/documentation/beta/sles10/heartbeat/index.html?page=/d
ocumentation/beta/sles10/heartbeat/data/heartbeat.html

> 具体的に直近で知りたいコマンドは障害発生時に復帰後、状態をあるべき姿に戻
> すコマンド

例えば。。。
(1) リソースのリストを表示
# crm_resource -L

(2) (1)で表示されたリソースのフェイルカウントを表示
# crm_failcount -r <リソース名> -U <故障ノード名> -G

(3) (2)でフェイルカウントが1以上のリソースがあればフェイルカウントをクリア
# crm_failcount -r <リソース名> -U <故障ノード名> -D

※故障したリソースがすでにわかっている場合、(2)は必要ありません。
※故障したリソースが複数ある場合は、それぞれのフェイルカウントをクリアしま
す。

リソースのフェイルカウントがゼロになっていれば
故障によって移動したリソースもフェイルバックができると思います。


> VIPと紐付いているリソースの一つを他のノードに移すコマンド
VIPとリソースはgroupに設定されているのですか?
groupになっている場合は、一部分だけ移動というのは難しいような。。。
cibadminコマンドなどでCIBを再構築(?)して
移動、とかになるのでしょうか。
(かなりめんどくさいし、できるのか謎)


> 又、使用して便利だったコマンド等があれば知りたいです。
# crm_resource -C -r <リソース名> -H <ノード名>

umanagedになってしまったリソースの状態を一掃することができます。
なんかよくわからんけど、Heartbeatかたまった???とかいうときに
使ってみると、うまくいったりいかなかったりします。
おまじない(もしくは気休め)として利用しています。

便利かどうかはわかりませんが、英語のメーリングリストで
質問すると、「cibadmin -Qlはどうなの?」とよく言われます。

# cibadmin -Ql
ローカルのCIBが表示されます。
(リソースのフェイルカウントやリターンコードがわかります)
UUIDとかが長くてうんざりですが、見慣れてくると
ちょっとはHeartbeatの気持ちがわかるようになるのかも。。。

コマンドの引数や表示形式などは、Heartbeatのバージョンによって
微妙に違いますので、各バージョンで--helpオプションをご確認ください。

以上よろしくお願いいたします。

池田淳子


> -----Original Message-----
> From: linux****@lists*****
> [mailto:linux****@lists*****] On Behalf Of Yuki
> Sekine
> Sent: Tuesday, February 26, 2008 9:57 AM
> To: linux****@lists*****
> Subject: [Linux-ha-jp] HEARTBEATで使用可能なコマンドが知りたい。
>
> すみません。
> 初歩的な質問になってしまうのですが、HEARTBEATで仕様可能なコマンドを教え
> ていただけないでしょうか?
> 細かくのっているページが有ればリンクでもかまいません。
>
> 具体的に直近で知りたいコマンドは障害発生時に復帰後、状態をあるべき姿に戻
> すコマンドや、VIPと紐付いているリソースの一つを他のノードに移すコマンド
> 又、使用して便利だったコマンド等があれば知りたいです。
>
> 宜しくお願いします。
>
> 関根
>
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