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STONITHラッパープラグイン2 (stonith-wrapper2)

説明

STONITHラッパープラグイン2は、hb-extrasに含まれるSTONITHラッパープラグインver1にエスカレーション機能が加わったラッパープラグインです。 stonth-wrapper2のエスカレーション機能を使用する事で、Xen仮想環境でもSTONITH機能を利用することが可能になります。

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stonith-wrapper2 のエスカレーション機能で「xen0」「riloe」等のSTONITHプラグインを利用することにより、Xen仮想環境においてもSTONITHを利用することが可能です。

インストール

Xen仮想環境上で使用する事を前提とし、既にDomain-0とDomain-UのOSインストールやネットワークの設定などの基本設定が終わり、Domain-UにはHeartbeat 2.1.4 も既にインストール済みであることを前提とします。

Domain-Uにプログラム本体(stonith-wrapper2)をダウンロードし、ファイルの権限、所有者を修正します。

domu_a1# chown root:root stonith-wrapper2
domu_a1# chmod 755 stonith-wrapper2

所定ディレクトリへの配置を行います。

domu_a1# cp -p stonith-wrapper2 /usr/lib64/stonith/plugins/external

設定方法

STONITHラッパープラグインver1と設定の互換性はありませんので、stonith-wrapper2 を使用する場合は、新たに confファイルとリソースの設定を行ってください。

stonith_wrapper2.conf

STONITH用ラッパープラグイン設定ファイル(stonith_wrapper2.conf)をDomain-U毎に作成します。
以下に ACTノードのDomain-Uに設定する場合の記述例を示します。
ハードウェア制御ボード(STONITHデバイス)には、HP社のiLO2使用した場合の例とします。
stonith-wrapper2からxen0プラグインを使用する設定のため、xen0プラグインの仕様としてDomain-Uから対向ノードのDomain-0にパスワード認証なしのsshでログインできるようにする必要があります。

domu_a1# vi /etc/ha.d/stonith_wrapper2.conf    ←新規作成

[STONITH_xen0]
wrapper_real_plugin=xen0
wrapper_start_timeout=60
wrapper_status_timeout=60
wrapper_control_timeout=60
hostlist=domu_a2:/etc/xen/domu_a2 ←対向Domain-Uのホスト名と、Xen設定ファイルパスを設定
dom0=dom0_2		   ←対向Domain-0のホスト名を設定

[STONITH_riloe]
wrapper_real_plugin=riloe       ←使用するプラグインを設定
wrapper_start_timeout=60
wrapper_status_timeout=60
wrapper_control_timeout=60
wrapper_nodeip01=192.168.10.2   ←対向Domain-Uの運用LAN IPアドレスを設定
wrapper_nodeip02=192.168.20.2    ←対向Domain-UのインターコネクトLAN IPアドレス1を設定
wrapper_nodeip03=192.168.30.2   ←対向Domain-UのインターコネクトLAN IPアドレス2を設定
wrapper_nodeip04=172.20.108.2  ←対向Domain-Uの管理用LAN IPアドレスを設定
hostlist= domu_a2		    ←対向Domain-Uのホスト名を設定
ilo_hostname=172.20.108.12	    ←対向サーバiLO2接続用IPアドレスを設定
ilo_user=heartbeat              対向サーバiLO2接続用のユーザ名とパスワードを設定
ilo_password=xxxxx
ilo_can_reset=0
ilo_protocol=1.2		      プラグインに使用するパラメータを設定
ilo_powerdown_method=power

STONITHリソース設定

hb-cibgenのzipファイル(hb-cibgen-1.03-1_1-noarch.zip)に含まれる hb_cibgen_Env_1.03-1_1.xls を使ってクラスタ構成の環境定義例を説明します。
本例では、「hb_cibgen_環境定義書(STONITH)」のシートを使用しています。
ここではSTONITHリソースの設定方法のみ説明します。他リソースの設定方法や、cib.xmlの作成方法については hb-cibgenの説明ページを参照ください。

リソース構成

表 2-1 クラスタ設定 (cib.xml) … リソース構成 を編集します。
23,24行目に、STONITHリソースを記述します。classは「stonith」、typeは「external/stonith-wrapper2」を記述します。

2-1.png

リソース動作

表 3-1 クラスタ設定 (cib.xml) … リソース動作 を編集します。
23,24行目のリソース名に合わせて、各STONITHリソースの動作に対するタイムアウト値の設定を行います。

3-1.png

リソース・パラメータ

表 4-x クラスタ設定 (cib.xml) … リソース・パラメータ を編集します。
23,24行目のSTONITHリソースに合わせて、動作時に使うパラメータの項目、設定内容を記述します。

4-x.png


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